小陰唇縮小術では、単に大きくなった小陰唇を切除するだけでは理想的な仕上がりにはなりません。
自然で美しい仕上がりを目指すためには、
✧ 小陰唇をどの程度残すか
✧ 左右差をどのように調整するか
✧ 副皮とのバランスをどう整えるか
✧ 縫合後の厚みや形状をどう仕上げるか
といった「デザイン」が非常に重要になります。
今回は、実際に小陰唇縮小術と副皮切除術を行ったモニターさまの症例をもとに、小陰唇縮小術のデザインで重要なポイントについて解説します。
小陰唇のはみ出しでお悩みだったモニターさま
今回のモニターさまは「立ったときにはみ出る小陰唇」を気にされ、ご相談にこられました。
小陰唇縮小の手術はで、小陰唇をどれぐらい残すか、どのような切開線を描くかが重要です。また肥大した小陰唇は厚みがあるため、縫合した後の創縁が分厚くならないように内部組織のボリュームを減らすように切除するのがポイントです。また多くのかたが左右差を有しています。左右対称であれば、左右同じデザインで切除すればいいのですが、大きさの違い、形の違い、それらを考慮してデザインしていきます。


今回のモニターさまは副皮がクリトリス包皮と小陰唇に連続性に繋がっています。クリトリス包皮と副皮、小陰唇と副皮の境界が明瞭な場合にはデザインは比較的容易ですが、境界が不明瞭の方の場合にはどこを残すかで仕上がりが変わってきます。
左右で大きさが違うため、切除量も左右で異なります。
切除したあとは丁寧に縫合していきます。小陰唇は縫い目が凹凸になりやすい部分であり、縫合にもコツがいります。溶ける糸で縫合するため抜糸の必要はありませんが、ご希望があれば傷口が治った時点で抜糸することも可能です。
小陰唇縮小術で重要なデザインの考え方
1. 小陰唇をどの程度残すか
小陰唇縮小術では、切除量の設定が非常に重要です。
切除量が少なすぎると、「はみ出しが改善しない」「擦れによる症状が残る」といった可能性があります。
一方で切除量が多すぎると、「不自然な見た目になる」「女性器全体のバランスが崩れる」ことがあります。
患者さまのご希望だけでなく、解剖学的なバランスも考慮しながら、自然な仕上がりになるようデザインしていきます。
2. 左右差を考慮する
小陰唇はもともと左右対称ではないことが少なくありません。
実際には、「大きさの違い」「長さの違い」「形状の違い」がみられることが多くあります。
今回のモニターさまも左右差があったため、左右で異なる切除量を設定しました。
左右同じ量を切除するのではなく、それぞれの状態に合わせて調整することで自然なバランスを目指します。
3. 小陰唇の厚みも調整する
肥大した小陰唇は、大きさだけでなく厚みを伴うことがあります。
単純に切除して縫合すると、縫合部分が分厚くなり、不自然な仕上がりになる場合があります。
そのため、必要に応じて内部組織のボリュームも調整し、自然な厚みになるよう工夫しています。
副皮切除のデザインも重要
今回のモニターさまは、副皮がクリトリス包皮から小陰唇へ連続してつながるタイプでした。
副皮切除を併用する場合には、
クリトリス包皮
副皮
小陰唇
それぞれの境界をどのようにデザインするかが仕上がりを大きく左右します。
境界が明瞭な場合は比較的デザインしやすいのですが、境界が不明瞭な場合には経験に基づいた判断が必要になります。
副皮だけが目立ったり、不自然な段差ができたりしないよう、全体のバランスを見ながらデザインを行います。
副皮切除について詳しく知りたい方は、「副皮切除とは?小陰唇縮小術との違いや必要なケースを解説」もご覧ください。
症例のポイント
今回の症例では、「小陰唇の左右差がある」「副皮がクリトリス包皮から連続している」「小陰唇に厚みがある」という特徴がありました。
そのため、「左右で異なる切除量を設定」「副皮と小陰唇の境界を自然にデザイン」「内部組織を調整して厚みを改善」することで、自然な仕上がりを目指しました。
切除した組織を確認すると、左右で切除量が異なっており、左右差を考慮してデザインしたことがわかります。
縫合技術も仕上がりを左右する重要なポイント
小陰唇は縫合部分に凹凸ができやすい部位です。
そのため、切除後は丁寧に縫合を行い、できる限り自然なラインになるよう調整します。
縫合には吸収糸(溶ける糸)を使用するため、通常は抜糸の必要はありません。
ご希望がある場合には、傷の治癒状況を確認したうえで抜糸を行うことも可能です。
今回行った手術
小陰唇縮小術+副皮切除
通常価格 330,000円(税込)
モニター価格 165,000円(税込)
小陰唇縮小術のリスク・副作用
腫れ・内出血・血腫・感染・創離開(縫合不全)・傷跡・左右差・感覚の変化
小陰唇縮小術のよくある質問
Q. 小陰唇縮小術のデザインはどのように決めるのですか?
患者さまのご希望を伺ったうえで、小陰唇の大きさや厚み、左右差、副皮の状態などを診察しながら決定します。見た目だけでなく機能面も考慮してデザインを行います。
Q. 小陰唇縮小術で左右差は改善できますか?
多くの場合、左右差を考慮したデザインによってバランスを整えることが可能です。
Q. 副皮切除は同時に行ったほうがよいですか?
副皮が大きい場合や小陰唇と連続している場合には、同時に切除した方が自然な仕上がりになることがあります。診察時に適応を判断いたします。
Q. 小陰唇縮小術の傷跡は目立ちますか?
小陰唇は血流が豊富なため傷の治りが良い部位です。
術後しばらくは傷跡がわかることがありますが、時間の経過とともに目立ちにくくなります。
Q. 術後に抜糸は必要ですか?
通常は吸収糸を使用するため抜糸は不要です。
ただし、ご希望がある場合には傷の状態を確認したうえで抜糸を行うことも可能です。
小陰唇縮小術について詳しく知りたい方へ
小陰唇縮小術は、単に余分な組織を切除するだけの手術ではありません。
切除量、左右差、厚み、副皮とのバランス、縫合方法などを総合的に考慮したデザインが、自然で美しい仕上がりにつながります。
当院ではカウンセリングで現在の状態を詳しく診察し、一人ひとりに合わせたデザインをご提案しております。
小陰唇のはみ出しや見た目でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
