豊胸バッグ抜去

シリコンバッグ抜去

シリコンバッグ抜去のモニターさまの手術がありました。

今回のモニターさまは17年前に他院で豊胸のため、大胸筋下に左右300ccのシリコンバッグを挿入したとのことでした。その間、痛みがでるなどのトラブルはなかったそうですが、シリコンバッグを入れてから10年以上経過しており、今後何が起こるかわからないため抜去をご希望され、ご相談にこられました。

術前の状態
シリコンバッグ抜去前

術前の状態です。左右バッグの位置に左右差があります。触診上拘縮はそこまで強くはありませんが、バッグの辺縁が所々ペコペコと触れます。紫のペンは左右乳房下縁の位置をマーキングしています。バッグを抜いた後、ご状態によってはアンダーの位置が変わってきます。今回のモニターさまのようにアンダーの高さに左右差がある場合にはその点も考慮して、抜去後に傷跡が目立ちにくい位置にくるよう切開線を決めていきます。

シリコンバッグ抜去

局所麻酔をした後、メスで皮膚を切開していきます。丁寧に止血しながら、被膜が見えるまで剥離していき、バッグを傷つけないように被膜を切開します。被膜を切開するとシリコンバッグが見えてきます。シリコンバッグと被膜との癒着を丁寧に剥がし、完全に剥がし終えてからシリコンバッグを取り出します。

抜去したシリコンバッグ
抜去したシリコンバッグ

左右同じ大きさのテクスチャードタイプのシリコンバッグがでてきました。10年以上経過しておりシリコンバッグ自体の変色はありますが、破損もなく比較的きれいな状態でした。

シリコンバッグ抜去後
シリコンバッグ抜去後

手術終了直後の状態です。シリコンバッグがなくなった分、バストサイズはどうしても小さくなってしまいます。術後はバッグが入っていたスペースをしっかりくっつけるために圧迫をしていきます。圧迫が弱いとスペースに浸出液や血液が溜まってしまうことがあります。抜糸まではバストバンドでしっかり圧迫固定をしていただきます。術後1週間前後で縫合部の抜糸を行ないます。

術後9日目
シリコンバッグ抜去後10日目

抜糸後の状態です。腫れも少なく、内出血もほとんど目立ちません。痛みも少なく、日常生活に支障はなかったとのことです。傷跡もきれいで、乳房下縁にあるため、正面からは目立ちません。傷跡は術後1~3ヶ月は赤みと硬さがあります。抜糸後は傷跡をきれいに治すために1ヶ月ほどテープ保護をしていただきます。

今回行った手術名
乳房下縁法によるシリコンバッグ抜去
       通常価格 200,000円(税抜)
モニター価格 100,000円(税抜)

シリコンバッグを抜去した後はどうしてもバストサイズは小さくなってしまいます。できるだけバストサイズを維持したい場合には脂肪注入をすることでバストをふっくらさせることができます。

脂肪注入による豊胸術の詳細

シリコンバッグ抜去のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、傷跡、浸出液の貯留、感染など

シリコンバッグ抜去の詳細

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