「副皮があると言われたけれど、どこの部分なのかわからない」
「小陰唇縮小術と一緒に受けた方がいいの?」
「副皮を切除すると見た目はどのくらい変わる?」
婦人科形成のカウンセリングでは、このようなご相談をいただくことが少なくありません。
副皮(ふくひ)は女性器の正常な個人差のひとつであり、すべての方に存在するわけではありません。しかし、副皮が大きく発達している場合には、見た目・左右差・ムレ・黒ずみなどのお悩みにつながることがあります。
また、副皮のお悩みを抱えている方の多くは、小陰唇肥大を併発しているケースも少なくありません。そのため、副皮切除と小陰唇縮小術を同時に行うことで、より自然な仕上がりを目指せる場合があります。
この記事では、副皮の特徴や副皮切除が必要になるケース、小陰唇縮小術との違いについて詳しく解説します。
副皮とは?
副皮とは、クリトリス包皮と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことです。
副皮は医学的に必ず存在する組織ではなく、
- 両側にある方
- 片側だけにある方
- まったくない方
など個人差があります。
また、
- 大きく発達している
- 左右差がある
- 小陰唇と一体化して見える
など形状もさまざまです。
副皮があること自体は病気ではなく、正常な個人差です。
しかし副皮が大きい場合には、女性器全体の見た目や機能面に影響することがあります。
副皮切除とは?
副皮切除とは、余分に発達した副皮を切除し、女性器の形を整える婦人科形成手術です。
副皮切除によって期待できる効果は次のとおりです。
- デリケートゾーンをすっきり見せる
- 左右差を整える
- 黒ずみの改善が期待できる
- ムレや不快感を軽減する
- 女性器全体のバランスを整える
副皮のみ切除する場合もありますが、実際には小陰唇肥大を伴っている方も多く、小陰唇縮小術と同時に行われることが少なくありません。
副皮切除が検討されるケース
見た目を整えたい
副皮が大きい場合、小陰唇が複数あるように見えることがあります。
そのため、
- すっきりした印象にしたい
- 女性器全体の形を整えたい
- パートナーの目が気になる
といった理由で手術を希望される方もいます。
左右差が気になる
副皮は左右非対称に発達することがあります。
小陰唇の左右差だと思っていたお悩みが、実際には副皮によるものだったというケースも少なくありません。
ムレやニオイが気になる
副皮が大きいと皮膚が重なりやすくなり、ムレやかゆみ、臭いの原因になる場合があります。
黒ずみが気になる
副皮は下着やナプキンとの摩擦を受けやすい部位です。そのため色素沈着による黒ずみが目立つことがあります。切除によって黒ずみの原因となっている組織を取り除ける場合があります。
副皮切除と小陰唇縮小術の違い
婦人科形成で最も多いご質問のひとつが、「副皮切除と小陰唇縮小術の違いは何ですか?」というものです。
小陰唇縮小術
小陰唇縮小術は、肥大した小陰唇を切除して形を整える手術です。
小陰唇縮小術で改善できる悩み
小陰唇の大きさ・左右差・擦れ・痛み・ムレ
副皮切除
副皮切除は副皮部分を切除し、女性器の形を整える手術です。
副皮切除で改善できる悩み
副皮の突出・左右差・見た目・黒ずみ
☆同時手術が推奨されるケースも多い
副皮だけを切除すると、小陰唇とのバランスが崩れてしまうことがあります。
逆に小陰唇だけを小さくすると、副皮が目立ってしまうことがあります。
そのため、「小陰唇縮小術+副皮切除」を同時に行うことで、より自然な仕上がりを目指すケースが多くあります。
副皮切除とクリトリス包茎手術の違い
副皮切除と混同されやすい施術にクリトリス包茎手術があります。
クリトリス包茎手術
クリトリスに覆いかぶさった包皮を切除する手術です。
クリトリス包茎手術で改善できる悩み
包皮のかぶり・ムレ・ニオイ・衛生面の改善
☆小陰唇縮小術、副皮切除、クリトリス包茎手術同時に行うことも
副皮肥大や小陰唇肥大がある方では、クリトリス包皮にも余剰皮膚がみられることがあります。
そのため、
- 小陰唇縮小術
- 副皮切除
- クリトリス包茎手術
を組み合わせて行い、女性器全体のバランスを整えるケースもあります。
小陰唇縮小術と副皮切除を同時に行うメリット
女性器全体のバランスがよくなる
婦人科形成では部分的な改善だけではなく、女性器全体のバランスが重要です。
小陰唇縮小術と副皮切除を同時に行うことで、より自然な仕上がりが期待できます。
左右差が整う
左右差の原因が小陰唇だけでなく、副皮にもある場合があります。
そのため、同時手術によってよりバランスの取れた仕上がりを目指すことができます。
ダウンタイムをまとめられる
別々に手術を受けると、その都度ダウンタイムが必要になります。
同時手術であれば回復期間を一度で済ませることができます。
副皮切除のダウンタイム
副皮切除のダウンタイムは一般的に1〜2週間程度です。
術後の主な症状
腫れ、内出血、出血、痛み、違和感
術後2〜3日頃がピークとなり、その後徐々に落ち着いていきます。
小陰唇縮小術と同時に行った場合でも、ダウンタイムの目安は大きく変わりません。
症例|副皮肥大を伴う小陰唇肥大に対して小陰唇縮小術+副皮切除を行ったモニターさま
「はみ出す小陰唇が気になる」とご相談されたモニターさま
小陰唇縮小術+副皮切除のモニターさまです。
今回のモニターさまは、「はみ出す小陰唇が気になる」とのお悩みでご来院されました。
診察したところ、小陰唇肥大だけでなく、副皮肥大・肥厚も認められ、女性器全体に厚みがある状態でした。
モニターさまは、「全体的にすっきりさせたい」とのご希望だったため、小陰唇縮小術と副皮切除を同時に行いました。
術前

切除した小陰唇および副皮

副皮肥大がある場合、小陰唇縮小術のみでは十分な改善が得られないことがあります。
今回のモニターさまのように副皮切除を併用することで、女性器全体のバランスを整え、より自然ですっきりとした仕上がりを目指すことができます。
今回行った手術名
小陰唇縮小術+副皮切除
通常価格 330,000円(税込)
モニター価格 165,000円(税込)
小陰唇縮小術のリスクと副作用
腫れ、内出血、痛み、傷跡、縫合不全、左右差、感染など
小陰唇縮小術・副皮切除モニター募集中
当院では小陰唇縮小術および副皮切除のモニター募集を行っています。
- 副皮の突出が気になる
- 小陰唇の大きさが気になる
- 左右差を改善したい
- 黒ずみが気になる
- 費用を抑えて施術を受けたい
という方はお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q 副皮は切除しないといけませんか?
必ずしも切除する必要はありません。
副皮は正常な個人差の一つであり、存在していても問題はありません。
ただし、
- 見た目が気になる
- 左右差が気になる
- ムレやニオイが気になる
といったお悩みがある場合には副皮切除が選択肢となります。
Q. 副皮があるのは異常ですか?
特に異常ではありません。
副皮は生まれつき存在することがある正常な組織なので病気ではありません。
副皮は両側にある方もいれば、片側のみの方もいます。また全くない方もおり、個人差の範囲内です。
Q. 副皮は加齢によって大きくなりますか?
副皮そのものが急激に大きくなることは一般的にはありません。
ただし、出産や加齢、ホルモンバランスの変化、長年の摩擦などによって形状やたるみが目立つようになることがあります。
Q. 副皮切除だけで見た目はきれいになりますか?
副皮のみが目立っている場合は、副皮切除だけで改善できることがあります。
一方で、小陰唇肥大を伴う場合は副皮切除だけではバランスが不十分になることもあります。
そのため、診察では女性器全体の形を確認し、小陰唇縮小術の併用が適しているかを判断します。
Q. 副皮切除と小陰唇縮小術はどちらを受ければいいですか?
副皮と小陰唇では切除する部位が異なります。
副皮の突出が主なお悩みであれば副皮切除、小陰唇の大きさや擦れが気になる場合は小陰唇縮小術が適しています。
実際には両方の症状がみられることも多く、同時手術がおすすめされるケースもあります。
Q. 副皮切除をすると感度に影響しますか?
副皮は性感に大きく関与する組織ではないため、副皮切除によって感度が大きく低下することは一般的にはありません。
Q. 副皮切除で黒ずみはなくなりますか?
副皮は大部分とっても問題がないため、副皮を切除することで、副皮の黒ずみは改善が期待できます。
Q. 副皮切除後に再発することはありますか?
切除した副皮が元の状態に戻ることは基本的にありません。
ただし術後の傷の治り方や体質によって、左右差や形の変化が生じる可能性はあります。
Q. 副皮切除の傷跡は目立ちますか?
術後しばらくは赤みや硬さが出ることがあります。
しかしデリケートゾーンは血流が豊富なため傷の治りが比較的良く、時間の経過とともに傷跡は目立ちにくくなります。
完成までには通常3〜6か月程度かかります。
Q. 副皮切除のダウンタイムはどれくらいですか?
腫れや痛みは術後2〜3日頃がピークとなり、その後、1〜2週間程度で徐々に引いていきます。
Q. シャワーや入浴はいつから可能ですか?
シャワー浴は手術翌日から可能です。
湯船による入浴は2週間程度お控えください。
Q. 自転車や運動はいつから再開できますか?
自転車は2週間程度お控えください。
軽めの運動は2週間目くらいから、患部に負担がかかる運動は1ヶ月程度お控えください。
Q. 副皮切除をすると性交痛は改善しますか?
副皮が下着や性交時に擦れて痛みや違和感の原因になっている場合は、症状の改善が期待できることがあります。
ただし性交痛にはさまざまな原因があるため、すべてのケースで改善するわけではありません。
Q. 性交渉はいつからできますか?
術後約4週間後が目安となります。
Q. 出産への影響はありますか?
副皮切除は外陰部の余剰組織を整える手術なので、将来の妊娠や出産に大きな影響を与えることはありません。
まとめ
副皮は女性器の正常な個人差のひとつですが、
見た目・左右差・ムレ・ニオイ・黒ずみなどのお悩みにつながることがあります。
副皮切除はこうしたお悩みを改善し、女性器全体のバランスを整えるための婦人科形成手術です。
また、副皮肥大を伴う方では小陰唇肥大もみられることが多く、小陰唇縮小術と同時に行うことでより自然な仕上がりが期待できるケースがあります。
副皮切除が必要かどうかは自己判断が難しいため、まずはお気軽にご相談ください。

