今回のモニターさまは「上まぶたのたるみ」を気にされ、ご相談にこられました。
以前他院にて埋没法による重瞼術をされています。右眼はラインが薄くなっており、左右差がありました。
上まぶたのたるみを取る場合、余剰な皮膚を切除しなければなりません。眉下から切開してたるみを取る方法(眉下切開)と二重のラインから切開してたるみを取る方法(上眼瞼切開)の2通りの方法があります。どちらを選択するかはその方のご状態とご希望の仕上がりに合わせて決めていきます。
眉下切開と上眼瞼切開はどちらも上まぶたのたるみを取ることに関しては違いがありませんが、どちらを選択するかによって仕上がりは全く異なります。上眼瞼切開では基本的には二重のライン上の皮膚を取り除きます。一方、眉下切開では眉下から皮膚を取り除いていくので二重のラインで切開する上眼瞼切開よりも広範囲にたるみを改善することができます。また皮膚が分厚いかたの場合、二重のラインから皮膚を切除すると二重の折れ返りが厚みを帯びます。
術前
今回のモニターさまは二重の形に左右差があり、埋没法による二重のラインも薄くなっているため、二重のラインを整える必要があり、重瞼術が必要です。重瞼術には切らない埋没法と切開する切開法があります。
重瞼術が必要で、上まぶたのたるみを取るには
①上眼瞼切開(目の上たるみ取り)
②眉下切開+埋没法
③眉下切開+全切開
④眉下切開+上眼瞼切開(目の上たるみ取り)
4通りの方法があり、どの方法を選択するかで仕上がりも異なります。今回のモニターさまはご相談の結果、②眉下から切開してたるみを取り、埋没法で二重ラインを形成することになりました。
術前と術後1ヶ月目
術後1ヶ月目の状態です。開眼時、眉が下がりました。目をあけるのが楽になったとのことです。傷にまだ赤みがあります。
今回行った手術名
眉下切開
通常価格 330,000円(税込)
埋没法(ループ3点法)
通常価格 132,000円(税込)
眉下切開のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、傷跡、縫合離解、脱毛、引き攣れ、感染など
埋没法のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、違和感、しこり、糸の突出、外れる可能性、左右差、感染など