乳頭縮小術のモニターさまです。
今回のモニターさまは「授乳によって伸びてしまった乳頭」を気にされ、ご相談にこられました。
乳頭縮小術では直径を小さくすることもできますが、今回のモニターさまは長さのみを気にされていたので長さのみを短くすることにしました。
長さを短くする場合には乳頭の先端より残したい長さを計測してぐるり一周マーキングします。乳頭基部にもマーキングして、その間の皮膚を切除して両端を縫い合わせて、乳頭を短くします。
今回のモニターさまのような乳頭、乳頭と乳輪の境界が明瞭で乳輪の伸び・たるみが少ない方の場合にはとてもきれいに仕上がります。
デザインが終わったら、切除する範囲に局所麻酔を行っていきます。麻酔が効いてしまえば痛みはなくなるのですが、この麻酔が痛いです。痛みに弱い方の場合には静脈麻酔を併用することで痛みを軽減できます。
デザインに沿って、メスで皮切を行います。この時点では麻酔が効いているので痛みを感じることはありません。
マーキングした2本の線に沿って切り込みを入れていきます。そのあとは切れ込みを入れた線の間の皮膚を丁寧に剝がしていきます。皮膚のみを切除するので乳管を傷つけることがなく術後授乳も可能です。
剥がし終わった後は止血をして、両端を縫い合わせていきます。傷がきれいに治るように中縫いを行います。中縫いは溶ける糸で行います。外縫いも行いますので、抜糸が必要となります。抜糸は10日目前後で行います。
切除した乳頭の一部です。切除する幅を変えることによって乳頭の長さを調整することができます。
術前と術後1ヶ月目(立位)
術前と術後1ヶ月目の起きた状態です。左右ともに乳頭が短くなりました。
術前と術後1ヶ月目(右乳頭)
術前と術後1ヶ月目(左乳頭)
術前と術後1ヶ月目の横になった状態です。横になった状態でも乳頭が短くなったのがわかります。傷もとてもきれいに治っています。傷を触るとまだ硬さがあります。傷の硬さは徐々に柔らかくなっていきます。また乳頭の傷跡はこの後、白く色が抜けてくることがあります。
今回行った手術名
乳頭縮小術(高さ)
通常価格 220,000円(税込)
モニター価格 110,000円(税込)
乳頭縮小術のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、傷跡、縫合離開、白抜け、感染など