シリコンバッグ抜去のモニターさまです。
今回のモニターさまは21年前に他院にてシリコンバッグを挿入しております。
今まで大きなトラブルはないとのことでしたが、「挿入してから20年経過していること」、「今後のことが不安であること」を理由にシリコンバッグ抜去をご希望されました。
術前
術前の状態です。石灰化もなく、シリコンバッグの動きも良好でした。もともと乳腺が発達している方の場合、立った状態ではシリコンバッグが挿入されているのがあまりわかりません。
術前臥位
術前の横になった状態です。横になるとシリコンバッグが挿入されているのがわかります。痩せ型の人の場合にはさらにバッグの形が目立ちます。
片側のシリコンバッグを抜去しました。
両側のシリコンバッグを抜去しました。
手術直後
手術直後の状態です。シリコンバッグのボリュームがなくなった分、バストサイズは小さくなります。
術後1ヶ月目
術後1ヶ月目の状態です。20年シリコンバッグが挿入されていたため、組織が一部吸収されてしまい、くぼんだ感じがあります。
術後3ヶ月目
術後3ヶ月目の状態です。デコルテのくぼみは残っていますが、自然な形状に落ち着いてきました。
術後3ヶ月目の傷の状態
術後3ヶ月目の傷の状態です。まだ少し色素沈着ががありますが、目立たなくなってきました。最終的には白い線状の傷となります。
今回行なった手術名
シリコンバッグ抜去(乳房下縁法)
通常価格 220,000円(税込)
モニター価格 110,000円(税込)
シリコンバッグ抜去のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、浸出液の貯留、傷跡、感染など