シリコンバッグ抜去

シリコンバッグ抜去

シリコンバッグ抜去のモニターさまです。

今回のモニターさまは17年前に生食バッグを腋窩より大胸筋下に挿入。その2年後、硬くなってしまったとのことで、生食バッグを抜去しシリコンバッグを乳腺下に挿入したそうです。この時の傷跡は乳輪外周にあります。
最初に入れた生食バッグは150㏄、入れ替えのシリコンバッグは120㏄くらいだったとお話しいただきました。

術前
術前

今回のモニターさまは腋窩、乳輪外周に傷があります。シリコンバッグを抜去するには再度切開する必要があります。挿入した時の傷跡を利用することもできますが、術後のダウンタイムが比較的少ない乳房下縁法をご希望されました。
また今回のモニターさまは術前より形の不自然さがあります。以前硬くなった経緯、バッグの入れ替え、大胸筋下と乳腺下の剥離、シリコンバッグを抜去しても皮膚面の凹凸、いびつさは残ります。

術前(仰臥位)
術前臥位

術前、ベッドに横になった状態です。シリコンバッグが挿入されているのがわかります。

手術直後
術後臥位

シリコンバッグを抜去した直後の状態です。シリコンバッグによるバストのふくらみがなくなりました。

抜去したシリコンバッグ
シリコンバッグ

抜去したシリコンバッグの大きさは150ccのシリコンバッグでした。15年ほど経過していますが、破損もなく比較的きれいな状態です。

手術直後
手術直後

手術直後の状態です。以前硬くなって入れ替えを行っていることもあり、不自然なくぼみとともにしわが入りました。

術後1週間
術後1週間

術後1週間目の状態です。手術直後に入っていたしわが軽減しています。

術後1ヶ月
術後1ヶ月

術後1ヶ月目の状態です。だいぶ馴染んできましたが、まだ不自然さがあります。

術後1ヶ月目の傷跡
術後1ヶ月目の傷跡

術後1ヶ月目の傷の状態です。まだ赤みがあります。

術後6ヶ月目
術後6ヶ月目

術後6ヶ月目の状態です。状態は落ち着いてきましたが、シリコンバッグが入っていた時の被膜の癒着などが残っています。

術後6ヶ月目の傷跡
術後6ヶ月目の傷跡

術後6ヶ月目の傷の状態です。少し色素沈着していますが、傷はきれいに治っています。

今回行なった手術名
シリコンバッグ抜去(乳房下縁法)
  通常価格 220,000円(税込)
モニター価格 110,000円(税込)

シリコンバッグ抜去のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、浸出液の貯留、傷跡、感染など

シリコンバッグ抜去の詳細

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