小陰唇縮小術のモニターさまです。
今回の投稿では小陰唇縮小術のダウンタイムについて、気になる『術後の症状』や『ダウンタイム中の注意点』も紹介してあるので参考にしてみてください。
今回のモニターさまは「小陰唇の大きさ、形が気になる」とのことでご相談にこられました。
今回のモニターさまは副皮はありませんでした。小陰唇が横に伸び、足を閉じたときにも小陰唇がはみ出していました。余分な小陰唇を切除することで形が整います。小陰唇が短くなるので、足を閉じたときにも目立たなくなります。小陰唇が黒ずんでいる場合も切除することで、目立たなくなる場合があります。
切除した小陰唇
切除した小陰唇です。左右大きさの違う小陰唇は切り幅を調整することで左右差を整えることができます。
今回行った手術名
小陰唇縮小術
通常価格 220,000円(税込)
モニター価格 110,000円(税込)
小陰唇縮小術のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、違和感、縫合不全、感染、左右差など
今回のモニターさまのように小陰唇のヒダ(びらびら)の大きさや左右差、ムレや擦れを気にされている女性は少なくありません。
当院でも女性器に関するご相談は多く、小陰唇の大きさや左右差などを改善するために小陰唇縮小術を受ける方は多数いらっしゃいます。
小陰唇縮小術は、肥大した小陰唇や伸びてしまった小陰唇を切除して形を整える手術です。同時に副皮の切除やクリトリス包茎の改善もできます。
同時手術が必要かどうかは、カウンセリングでご相談いただけます。
「ダウンタイムが心配で手術に踏み切れない。」
「術後の痛みが心配。」
「小陰唇縮小手術のダウンタイムはどれくらい?」
「術後はどう過ごしたらいい?」
「仕事の休みはどのくらい取った方がよい?」
デリケートな部分の悩みのため、なかなか周囲に相談できず、手術に踏み切れない方もいらっしゃるのではないしょうか。そんな方のために今回は、小陰唇縮小手術の術後のダウンタイムや術後の症状についてまとめてみました。ダウンタイム中の注意点も紹介していますので、これから手術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
小陰唇縮小術のダウンタイム期間
個人差はありますが、ダウンタイムは1〜2週間程度です。数日でダウンタイムの症状が気にならなくなる場合もあります。
小陰唇縮小術の術後の主な4つの症状
ダウンタイム中に不安にならないためにも知っておくと安心ではないでしょうか。小陰唇縮小術は小陰唇を切除しますので、必ず以下の症状が生じてしまいます。
・腫れ
・内出血
・痛み
・出血
術後の腫れ
腫れの強さには個人差がありますが、小陰唇を切り取るため、必ず患部に腫れがでます。腫れのピークは手術当日〜2日前後となります。その後、1〜2週間ほどかけて徐々に落ち着いていきます。この時期、傷が治る過程でかゆみがでる場合もありますが、自然に軽快していきます。
内出血
小陰唇を切り取っているため、腫れと同様内出血がでる可能性があります。内出血は皮下の血管が破れ、血液が組織内に漏れ出すことで生じます。皮膚が青紫色になります。一部にでる場合と全体的にでてしまう場合があります。内出血は1~2週間かけて徐々に消えていきます。
内出血とは別で稀に皮下で血液が溜まってしまう場合があります。これが血腫です。内出血は一般的で、必ず治まっていきますが、血腫は適切な治療が必要な場合があります。
術後の痛み
術後の症状の中で一番心配なのは術後の痛みではないでしょうか。カウンセリングでも気にされている方が一番多い症状です。
手術中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはありません。麻酔が切れてくると徐々にズキズキとした痛みが出てきます。痛みの強さにはとても個人差があります。痛くて歩くのもつらいといった方から痛いけど気になる程度といった方まで。当院では手術が終わってリカバリールームに移動した後に麻酔が切れた時の痛みを緩和するため、痛み止めのお薬を飲んでいただいております。痛みのピークは手術当日から翌日にかけて、その後は徐々に痛みは引いていきます。
出血
小陰唇は血流が集まっているため、出血しやすいのが特徴です。小陰唇縮小術は小陰唇を切除して縫合する治療なのである程度の出血が起こるのが通常です。そのため、出血することは念頭に置いておきましょう。
当院では術後にリカバリールームでお休みいただいている間に施術部位を圧迫して、出血が治まっていることを確認した後にお帰りいただいております。
術後1週間程度は、少量の出血が続く場合があるため、ナプキンを当てておくと安心です。1週間経過しても出血が続いていたり、出血量が増えたときは、クリニックにご連絡をお願いいたします。
小陰唇縮小術の術後の3つの注意点
ダウンタイムを長引かせないための注意点、手術後の過ごし方について解説します。
翌日は安静に
翌日は痛みと出血する可能性があるので、おやすみだと安心です。あまり激しく動き回ると腫れが強くなるのと出血がひどくなる可能性があります。2日目以降は痛みも落ち着いてきます。デスクワークなどは通常通り行えます。立ち仕事も問題ありませんが、重たいものを持ったり、激しく動き回るのは1週間程度控えていただくのがおすすめです。
ダウンタイムを長引かせないためにも、翌日はできる限り安静にお過ごしいただく方が安心です。
患部は清潔に
術後は腫れや内出血を軽減させるために出血が治まるまではガードルを履いて圧迫をお願いしております。患部は感染予防と傷の治りを良くするため、清潔を保つことが何より大切です。
ウォシュレット機能は使用せず、拭き取る際は、強くこすらず優しく抑えるように行ってください。
手術当日はシャワーができませんので、手術前に入浴をして、体を清潔にしておくと安心です。手術翌日からシャワー浴が可能ですので、患部の汚れをきれいに洗い流し、清潔を保ちましょう。患部を洗う際は石鹸などは使用せず、水洗いまたはぬるま湯で優しく洗うようにします。体を拭く際患部はタオルで擦らず優しく圧し拭きしてください。
患部は優しく
腫れや内出血を長引かせないためにも、ジムや運動などは1週間程度お控えください。自転車なども痛みが落ち着くまでは控えていただいた方が安全です。傷が治っていない段階での患部の直接的な刺激は傷口が開いてしまう可能性があります。また傷跡をきれいに治すためにも性交渉は術後1ヶ月間はお控えください。
小陰唇縮小術は見た目を整えることができるのはもちろん、挟まった時に生じる痛みや違和感を改善することができます。手術を受けた方の多くがすっきりしたと実感できる満足度の高い手術となります。
術後の経過、過ごし方について、少しはイメージできたでしょうか?
手術をご検討されている方のお役に立てれば幸いです。
その他、ご不明な点などがあれば、カウンセリングにお越しいただけますと幸いです。
小陰唇縮小術のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、違和感、縫合不全、感染、左右差など