脂肪溶解注射

脂肪溶解注射とは、細くしたい部分に薬剤を注入し、脂肪を分解する方法です。注射を打つだけなので、針を刺した部分以外なら施術後すぐにメイクが可能です。気になる部分だけをピンポイントに施術でき、施術した部分は太りにくくなるのがメリットです。

「顔がぽっちゃりしている」「二重あごが気になる」「フェイスラインを整えたい」「小顔になりたい」など、そんなお顔の悩みを解消してくれるのが、脂肪溶解注射です。メスは使わず、注射するだけの手軽な施術です。施術後、数日かけて少しずつ小顔効果があらわれます。

脂肪溶解注射はこんなかたにおすすめです
小顔になりたい
手軽な方法がよい
顔がふっくらしている
二重あごが気になる
フェイスラインをすっきりさせたい
ダイエットしても顔だけ痩せない

脂肪溶解注射のメリットとデメリット

メリット

脂肪溶解注射は薬剤により脂肪細胞を破壊し、汗や尿ととも排出して脂肪細胞の数を減らせる痩身方法です。肥満とは脂肪細胞が大きくなった状態で、通常のダイエットでは脂肪細胞を小さくはできるものの、数は減らせません。そのため、食事制限や運動をやめるとまた脂肪細胞が大きくなり、リバウンドを引き起こします。脂肪溶解注射の場合には脂肪細胞を分解するため、脂肪細胞の数が減少し、リバウンドしにくくなります。

脂肪溶解注射はダウンタイムが少ないのがメリットです。注射するだけの施術で、気になる部分だけに行なえるので手軽にお受けいただけます。リバウンドしにくくなるので、ダイエットと繰り返しているかたにもおすすめです。運動や食事制限しているのに、気になる部分が痩せないといったお悩みのかたにも向いています。

脂肪溶解注射は、気になる部分に注射します。1部位に何回注射するかは、脂肪の量やどこまでの痩身効果を望むかによって変わります。特に運動や食事制限は必要なく、皮下脂肪のある部分であれば施術できます。ブラジャーにのってしまう背中の脂肪、ダイエットでもなかなか細くならない二の腕や膝まわり、下腹部などにも注射することができます。

デメリット

脂肪溶解注射は、からだ全体や広範囲の痩身には向いていません。脂肪吸引より手軽に行えますが、1度に注入できる薬剤の量には限界があります。また、脂肪溶解注射は回数を重ねることで効果を実感していきますので、広範囲の施術を希望した場合には治療期間は長くなります。

脂肪溶解注射で減らせる脂肪は皮下脂肪だけで、内臓脂肪には効果がありません。これは脂肪吸引も同様です。皮下脂肪は皮膚のすぐ下につき、内臓脂肪は内臓まわりやお腹の内部につきます。お腹がぽっこりしていて、脂肪が分厚くつまめれば皮下脂肪が多く、脂肪溶解注射の適応となります。内臓脂肪が多いかたの場合には、脂肪溶解注射の適応外となります。

選べる脂肪溶解剤

脂肪溶解注射は多数ありますが、効果がしっかり確立している成分はデオキシコール酸になります。デオキシコール酸は米国FDA(食品医薬品局)に脂肪溶解効果を認められている成分です。デオキシコール酸は肝臓で作られる胆汁という液にも含まれている成分で、安全性が高いものとなっています。

デオキシコール酸は、界面活性剤で脂肪細胞の表面膜を溶かして破壊します。破壊するため脂肪細胞の数が減り、リバウンドしにくい部分痩せ効果があります。脂肪細胞は破壊されると代謝され体外に排出されます。デオキシコール酸が脂肪細胞以外に作用しにくい理由としては、脂肪細胞以外の細胞はアルブミンというタンパク質が多く含まれておりデオキシコール酸の働きを邪魔するためと考えられています。

一般的に有名な脂肪溶解注射であるBLNSアルティメットはデオキシコール酸濃度が0.02%であるのに対し、カベリンは0.5%、リポリティックプラスは2.5%となっております。

BNLS ultimate
カベリン
リポリティックプラス
セルフェーズ

BNLS ultimate

脂肪分解作用、血管強化、リンパ循環排出作用、肌の引き締め作用により迅速な効果を実感!
BNLSは植物抽出成分が主体だった従来品BNLSに新成分デオキシコール酸(Sodium Deoxycholate)を配合した脂肪溶解注射です。デオキシコール酸は近年、米国FDAで脂肪分解効果が認められた医療品成分です。このデオキシコール酸が増量され、さらに、L-カルニチン、アーティチョーク、カテキン、コエンザイムQ10の4成分が配合されており、BNLSアルティメットは最短3日程度で効果実感が期待できます。

BNLSの有効成分

デオキシコール酸【新成分】

脂肪細胞膜を直接破壊して中性脂肪を取り除き、脂肪細胞を壊死させます。脂肪は静脈やリンパ管を通じて自然に排出されます。

ヒバマタ(海藻)抽出物

コラーゲン、ミネラル、アミノ酸を含有し、脂肪分解作用があります。

チロシン(アミノ酸)

脂肪代謝促進、セルライト減少:カテコールアミン、サイロキシンの前駆体として脂肪の代謝を促進します。

アデノシン三リン酸(ATP)

エネルギーの産生物質として、血管拡張、血管新生の促進作用があります。

アデノシンリン酸二ナトリウム

細胞のエネルギー源。筋肉の活動性や細胞機能を高める作用があります。

セイヨウトチノキ(マロニエ)

エスシン(サポニンの一種)で抗炎症作用、浮腫の減少作用、毛細血管の弾力性向上作用があります。

ペルシャグルミ(クルミ)

αリノレイン酸(オメガ3脂肪酸)、アルギニン、ビタミンEを含有し、血管保護作用、血管循環促進作用があります。

メチルプロパンジオール

グリコールの一種で、有効成分の浸透性向上作用や保湿作用があります。

マンヌロン酸メチルシラノール

アルギン酸(マンヌロン酸)とケイ素を含むメチルシラノールの複合体。脂肪分解作用、抗炎症作用、保湿作用があります。

これまでの脂肪溶解注射では効果が得られるのに2~3週間程度の時間を要しましたが、BNLSでは僅か3日程度で脂肪量の変化を実感できます。※患者様の状態により効果は異なります。

BNLSの効果

  1. BNLSによる顔の輪郭形成では、注入部位に痛み、腫れ、熱感がほとんど発生しないため、ダウンタイムの少ない治療が可能です。
  2. 最短で注射後3日間(72時間)で効果を実感出来ます。※患者様の状態により効果は異なります。
  3. 1週間の間隔で治療を行うことができます。※1回の施術でも効果は期待出来ますが、患者様の希望により2,3回程度の施術が推奨されています。
  4. 注射の痛みも少なく、あざになりにくく、腫れもほとんどないので、すぐに日常生活に復帰することが可能です。
  5. 鼻の輪郭形成
    BNLSでは、これまで手術でしか出来なかった鼻の輪郭形成を注射で行うことが可能です。鼻翼部(小鼻)と鼻柱の余分な脂肪を取り除くことで、シャープな鼻を形成します。鼻翼部は厚みを最大2-3mm減少させることが出来ます。※患者様の状態により効果は異なります。

施術の目安

効果を実感していただくために、BNLSは最低3回、1週間に1回の施術をおすすめしております。

BNLSがお受けいただけない方

妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方
基礎疾患 (心臓病・腎臓病・肝臓病・呼吸器疾患・糖尿病・自己免疫性疾患など)がある方
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)のある方
感染症のある方
過去に脂肪溶解注射で異常な反応があった方

BNLS ultimate
通常価格 13,200円

カベリン

カベリンは、主要成分として、脂肪溶解に有効なデオキシコール酸を0.5%と高濃度配合しています。この成分は脂肪細胞を破壊し、体外に排出しやすくします。それ以外に、脂肪の代謝を促進効果のあるL-カルニチン、脂肪の分解を促し、むくみ解消にも効果のあるアーティチョークエキスなどの有効成分が配合されています。

カベリンの有効成分

デオキシコール酸

脂肪細胞膜を直接破壊して中性脂肪を取り除き、脂肪細胞を壊死させます。脂肪は静脈やリンパ管を通じて自然に排出されます。

L-カルニチン

アミノ酸の一種で脂肪の代謝を促進し、分解する作用を持っています。L-カルニチンの働きによって脂肪がエネルギーに変わるため、L-カルニチンを注射することにより脂肪がエネルギーに変わりやすくなり脂肪を減らすことができます。

アーティチョークエキス

アーティチョークは欧米でも脂肪の代謝を助ける食物として広く料理に利用されています。脂肪燃焼効果だけでなく、むくみ解消効果もあるといわれ脂肪溶解注射のダウンタイム軽減に役立っています。

カベリンは注射後の腫れや痛みなどの負担が少ない脂肪溶解剤です。そのため、身体の様々な部分はもちろん、腫れがより気になるお顔への注射がおすすめとなります。ダイエットでは痩せにくいフェスラインや二重あごや二の腕など、部分痩せに効果が期待できます。

施術の目安

カベリンは1~2週間ごとに3回の施術をおすすめしております。

カベリンがお受けいただけない方

妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方
基礎疾患 (心臓病・腎臓病・肝臓病・呼吸器疾患・糖尿病・自己免疫性疾患など)がある方
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)のある方
感染症のある方
過去に脂肪溶解注射で異常な反応があった方

カベリン
6,600円

リポリティックプラス

リポリティックプラスは高濃度のデオキシコール酸だけでなく、フォスファチジルコリンやL-カルニチンが配合されています。大豆由来のフォスファチジルコリンは局所または全⾝の脂肪減少効果が証明されている成分です。脂肪細胞の細胞膜の間に⼊り込み、膜を破って脂肪を流すことで、脂肪細胞膜そのものの数を減らします。また、脂肪の乳化を促進して体外に排出しやすくするデオキシコール酸を配合することで、少ない回数で効率よく脂肪を除去します。

デオキシコール酸が高濃度のため、効果が高く、今まで脂肪溶解注射で効果を実感されなかった方にもおすすめです。

リポリティックプラスの有効成分

デオキシコール酸

脂肪細胞膜を直接破壊して中性脂肪を取り除き、脂肪細胞を壊死させます。脂肪は静脈やリンパ管を通じて自然に排出されます。

フォスファチジルコリン

かつては脂肪溶解注射の主成分と考えられていた成分で脂肪細胞の膜を破壊し脂肪細胞を減らすと考えられていました。現在はデオキシコール酸が脂肪溶解の主役の成分と研究で判明し、フォスファチジルコリンはデオキシコール酸をサポートする成分とわかっています。

L-カルニチン

アミノ酸の一種で脂肪の代謝を促進し、分解する作用を持っています。L-カルニチンの働きによって脂肪がエネルギーに変わるため、L-カルニチンを注射することにより脂肪がエネルギーに変わりやすくなり脂肪を減らすことができます。

セルライトを分解する働きにも注目されており、特に身体の部分痩せに向いています。高い脂肪除去効果と共に、リバウンドしにくくなることが期待できます。

施術の目安

リポリティックプラスは2~3週間ごとに3回の施術がおすすめです。

リポリティックプラスがお受けいただけない方

妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方
基礎疾患 (心臓病・腎臓病・肝臓病・呼吸器疾患・糖尿病・自己免疫性疾患など)があり、そのコントロールが不良な方
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)のある方
感染症のある方
過去に脂肪溶解注射で異常な反応があった方
大豆アレルギーがある方

セルフェーズ

脂肪減少効果に加え、タイトニング効果に着目したイタリアンメソセラピーです。マンヌロン酸メチルシラノール、アーティチョーク葉エキス、ハマメリス葉エキスなど、臨床実験済みの独自の9つの活性物質が皮下脂肪を減少させます。
腫れにくさが特徴で、ダウンタイムが少なく、お顔の輪郭形成と引き締めを行ないます。

施術の目安

効果を実感していただくために、セルフェーズは最低3回、1週間に1回の施術をおすすめしております。

セルフェーズ
通常価格 11,000円

脂肪溶解注射の流れ

Step1 問診・カウンセリング
カウンセリングにてご状態を拝見させていただき、ご希望や悩みなどをお聞きいたします。脂肪溶解注射が適応なのか、適応の場合どの部分にどれくらいの量が必要なのか、またメリットやデメリットについて詳しくご説明させていただきます。術前のカウンセリングがとても重要となりますので、わからないことや気になる点などがございましたら、ご納得がいくまでご質問ください。

Step2 メイク落とし、洗顔
注入部位のメイクを落としていただきます。お顔全体に注入する場合にはメイクを洗い流していただきます。院内にクレンジングや洗顔料をご用意しておりますので、ご自由にお使いいただけます。

その後、治療経過を確認いただくため、お顔全体の写真撮影を行ないます。

Step3 デザイン
起きた状態で、カウンセリングでお聞きしたお悩みにあわせて、デザインしていきます。鏡で確認しながらマーキングしていきますので、ご希望をお伝えください。

Step4 施術
ベッドに横になっていただき、注入部位もしくはお顔全体の消毒をしていきます。
デザインに沿って、脂肪溶解剤を注入していきます。

Step5 メイクなおし
施術終了後はメイクを整えて、お帰りいただけます。

脂肪溶解注射
1㏄ 13,200円
1cc 6,600円
1㏄ 11,000円