埋没法のモニターさまの手術がありました。
二重まぶたを作る手術には、糸で簡単に留める埋没法と、メスで切開して二重まぶたを作る切開法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、しっかりとした術前のカウンセリングが必要です。今回のモニターさまはご相談の結果、埋没法をご希望されました。
埋没法とは、ご希望の二重のラインに沿って糸を留め二重まぶたを作る方法です。切開しないため傷跡はできません。また切開法と比べて、ダウンタイム(腫れや内出血など)が少ないのがメリットです。そのため、長期のやすみがなくても手術をお受けいただけます。
手術前の状態
現在のご状態としては上まぶたにいくつものしわが入っており、安定したふたえのラインがでず、三重・四重といった状態です。何本かのしわがある場合には一番上のしわが最終的に勝つ傾向にあります。だからと言って一番上のしわに合わせて二重ラインを作ってしまうと広すぎる二重幅になってしまいます。切開が可能で、かつ上まぶたのたるみがある場合には、ご希望のふたえラインから一番上のしわの部分の皮膚を切除してふたえを作れば、たるみのない安定した二重まぶたを作ることができます。
今回は術後の腫れや内出血などダウンタイムの都合上、埋没法で二重まぶたを作りました。
手術直後のご状態ですが、目を閉じたときに内出血がみられます。
埋没法のリスクと合併症についてですが、糸が外れる可能性があります。あとは腫れと内出血。手術中まぶたに力が入ってしまうと腫れと内出血が強くでてしまいます。まぶたを強くつぶらず、リラックスして手術をお受けいただくことがポイントです。腫れは手術直後よりこの後にでてきます。そのため、手術当日はあまり動き回らず、ご自宅でアイシングしていただけると腫れを最小限に抑えることができます。また、突っ張った感じや違和感を感じることがありますが、時間の経過とともに軽快していきます。
術前
手術直後
末広型のはっきりとした二重まぶたになりました。
二重の手術ではどの手術に関しても左右差がでる可能性があります。その原因はいくつかありますが、手術直後の左右差の原因としては腫れ方の違いが挙げられます。この場合には腫れが落ち着いてくれば、左右差は気にならなくなります。
今回行った手術名
埋没法(ループ3点法)
通常価格 132,000円(税込)
埋没法のリスクと合併症
腫れ、内出血、糸が外れる可能性、違和感、つっぱり感、左右差、感染など