目元のモニターさまです。
今回のモニターさまは「最近まぶたのたるみが気になってきた」とのことでご相談にこられました。
まぶたのたるみを取るには2通りの選択肢があります。眉の下から皮膚を切除する眉下切開と二重のラインから切開する上眼瞼切開があります。切開する場所が違うので傷のできる位置が異なります。それ以上に術後の仕上がりが異なります。
眉下切開と上眼瞼切開の違い
術前
術前の状態です。二重幅に左右差があります。左眼は二重のラインが目尻側でふたつ分かれ三重になっています。右眼は左眼と比べ二重幅は狭いです。年齢とともに上まぶたのたるみは強くなっていきます。今回のモニターさまは二重の形に左右差があるため、左右差を整えるのに二重手術が必要となります。今回はたるみをとるので上眼瞼切開で上まぶたの除皮と二重のライン形成を行ってもよいのですが、まぶたの状態、最終的な仕上がり、患者さまのご希望に合わせて、二重の調整は埋没法で行いました。
切除した皮膚
切除した眉の下の皮膚です。
術後1週間
術後1週間、眉下切開の抜糸後の状態です。今回のモニターさまは目尻切開も同時に行っていますが、目尻切開の抜糸はもう少し日にちを開けてから行います。上まぶたに内出血がでています。腫れは比較的落ち着いています。眉下切開のメリットは何といってもダウンタイムが少ないことにあります。
術前
術後5ヶ月目
術後5ヶ月目の状態です。切開した傷もきれいに治っています。二重幅の左右差は目立たなくなっています。皮膚のたるみも軽減しました。眉下切開は目元の印象を大きく変えることなく、上まぶたのたるみを改善できます。
今回行った手術名
眉下切開
通常価格 330,000円(税込)
埋没法(ループ3点法)
通常価格 132,000円(税込)
目尻切開(単純切開法)
通常価格 220,000円(税込)
眉下切開のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、傷跡、よれ、引き攣れ、縫合離解、中糸の突出、感染など
埋没法のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、違和感、しこり、糸の突出、外れる可能性、左右差、感染など
目尻切開のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、傷跡、後戻り、結膜浮腫、感染など