今回のモニターさまは首にPRPを注入しました。
PRPとはPlatelet Rich Plasmaの略で多血小板血漿のことを言います。体内の壊れた細胞や血管を修復する働きがある血小板は凝固反応の過程で様々な成長因子を放出します。この成長因子の特性を利用して、衰えた皮膚や細胞を再生させ、お肌の活性化を促していくのがPRP療法です。このPRP療法はご自身の血液を使用するため、他の注入物と違い、アレルギーの心配がなく、より安全に施術をお受けいただくことができます。
つまりPRP療法とは、ご自身の血液から血小板を抽出し、気になる小じわやハリを失った皮膚にPRPを注入することで、お肌の張りを取り戻すことを目的に行なう施術です。
1人目のモニターさまは「首のしわが気になる」ということで、首のしわに沿って集中的にPRPを注入しました。Total 4cc。
PRP注入直後の状態。首のしわに沿ってPRPを注入しているので、線状に膨らんでいます。今回のモニターさまは注入直後、赤みがでました。この赤みおよびミミズ腫れのような線状の膨らみは翌日には引きます。
2人目のモニターさまは「首のしわおよび首元の張りがなくなった」ということで、ご相談にこられました。ご相談の結果、首元全体にまんべんなくPRPを注入することにしました。Total 3cc。
注入直後の状態。2人目のモニターさまは首元の張りをだすことを目的にしているため、首元全体にPRPを注入しています。1人目のモニターさまと比べ、赤みはあまりでませんでした。注入直後はみなさんびっくりされますが、このふくらみは翌日には引きます。今回のもにたーさまは施術中ほとんど出血しなかったため、内出血する可能性は少ないと思いますが、ひとによっては内出血がでてしまうかたもいらっしゃいます。翌日よりお化粧ができますので、内出血した場合でもメイクで目立たなくすることができます。
今回行った施術名
PRP療法
通常価格 1㏄ 66,000円(税込)
モニター価格 1㏄ 33,000円(税込)
PRP療法は小じわの改善やお肌の張りを取り戻すことを目的に注入しますが、患者さまひとりひとりお肌の状態や目的に合わせて、注入量や注入する深さ、および注入方法を変えて行ないます。
PRP療法のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、赤み、違和感など
PRP療法をお受け頂けない方
妊娠中・授乳中の方
悪性腫瘍の既往のある方
凝固抑制剤を内服中の方
肝機能障害のある方
膠原病(SLE、リュウマチなど)の方