他院切開後の埋没法による二重まぶた形成

ふたえ埋没法

埋没法(ループ3点法)のモニターさまの手術がありました。
今回のモニターさまは2年前に他院にて眼瞼下垂修正および目頭切開をされています。今よりも二重の幅を広くしたいとのことでご相談にこられました。元々は奥二重だったそうです。ご状態を拝見させていただいたところ、2年前の手術の傷跡はありますが、二重の折れ返りは切開ラインではなく、元々の二重のラインになっていました。眼瞼下垂の手術をしたときに作った二重のラインは外れてしまったようです。切開法でも二重が元に戻ってしまうことがあります。中の処理があまかった場合やしっかり処理した場合でも極稀に元に戻ってしまうかたもいらっしゃいます。埋没法は元に戻ってしまう可能性があるため、今回のモニターさまのような場合には、再度切開法で二重を作り直したほうが元に戻る可能性は低いのですが、ダウンタイム(腫れや内出血)等の都合上、埋没法を選択されました。

シュミレーション
埋没法のシュミレーション

起きた状態で広め、狭め、何パターンかシュミレーションをしてみます。

二重のシュミレーションをしたところ、前回の手術の時の幅で特に問題なさそうだったので、切開の傷跡でラインが入るように糸をかけることにしました。切開線でラインを入れる時には傷跡の状態が問題となります。傷跡に硬みがある場合には二重ラインは傷の上端もしくは下端になります。二重のラインは1㎜の差で大きくイメージは変わってしまうので、仕上がりの予測が重要となります。今回のモニターさまは比較的傷跡がきれいに治っていましたが、切開ラインの高さに若干の左右差がありました。そのため左右差がでないように微調整をして糸をかけました。
傷跡が汚い場合には傷跡部分を切除することで傷をきれいにすることができます(傷跡修正)。傷跡修正をするときには切開が必要になります。

術前と手術直後
埋没法術前埋没法手術直後

平行型の二重まぶたになりました。手術直後で腫れがあります。腫れが引き落ち着いてくるともう少し二重幅は狭くなります。

今回行った手術名
埋没法(ループ3点法)
通常価格 120,000円(税抜)

埋没法は切開法に比べ、腫れや内出血などのダウンタイムが比較的少なく傷跡ができない手術ですが、外れる可能性があります。

埋没法のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、違和感、突っ張り感、外れる可能性、しこり、左右差、感染など

埋没法についてはこちら

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