脂肪注入による豊胸術

脂肪注入による豊胸術

脂肪注入による豊胸術のモニターさまの手術がありました。

今回のモニターさまは「ボリュームが減ってしまったバスト」を気にされ、ご相談にこられました。皮膚のたるみがあり、ボリュームが減っています。特に外側のくぼみが強く、バスト全体が下垂しています。

脂肪注入による豊胸術はご自身のお腹や太ももから脂肪吸引して、バストに注入する豊胸術です。注入した分だけバストは大きくなります。たるみが強くなくボリュームが減ってしまった方の場合に良い適応の手術です。

たるみが強い方の場合には・・・

たるみが強い方の場合にはボリュームを増すだけでは見ため的にきれいなバストとは云えない場合があります。たるんでしまった皮膚を切除して乳頭の位置を上に引き上げていく乳房吊り上げ術を行なった方がきれいな形のバストにすることができます。ただ傷跡ができてしまうのと、大きなダウンタイムが必要となります。傷ができることに抵抗があるかたや軽度の下垂のかたの場合にはヒアルロン酸もしくは脂肪を注入してバストのボリュームをアップさせることでバストの形を整えていきます。

術前と術後(斜め)
脂肪注入による豊胸術

手術直後の状態です。全体的にボリュームアップし、乳房下縁より下に垂れ下がっていたバストのラインがまっすぐになりました。さらに注入量を増せば、もっとバストは膨らみ、下垂度の改善は見込めますが、脂肪を注入し過ぎると注入した脂肪に血流が行き届かずしこりになってしまう可能性が増すのと、吸収しきれず脂肪が融解してしまうリスクが高まります。更なるバストアップを希望する場合には1度に多くの脂肪を注入するのではなく、安全な範囲内での注入を2回に分けて行うことをおすすめします。

術前と術後
脂肪注入による豊胸術

正面から見てもバストがボリュームアップしたのがわかります。今回のモニターさまは乳房の外側が特にくぼんでいます。触ると乳腺が内側に移動してしまっています。この場合、外側のくぼみに脂肪を注入するのではなく、乳腺の内側に脂肪を注入することで乳腺を真ん中方向へ移動させていきます。真ん中に戻した後、乳腺の下に脂肪を注入していきます。全体的にボリュームアップし、乳房が前方にふくらむことで、下垂が軽減していきます。次にくぼんでいる外側をふくらませ、デコルテ部分にハリをもたせていきます。最後にバランスをみながらバスト全体の形を整えていきます。

シリコンバッグはバッグのサイズを大きくすれば、その分大きくすることができますが、バストの形自体を整えることはできません。脂肪注入の場合はデコルテやくぼんでる部分など好きなところに注入することができるので、バストの形を整えたいかたに良い適応となります。

脂肪注入のデメリットはしこりができてしまう可能性、脂肪融解してしまうリスク、定着率の問題があります。

今回行った手術名
脂肪注入による豊胸術
  通常価格 440,000円(税込)
モニター価格 220,000円(税込)

脂肪注入のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、しこり、脂肪融解、感染など

脂肪注入による豊胸術の詳細

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