シリコンバッグ抜去のモニターさまです。
今回のモニターさまは14年前に他院にて豊胸目的にシリコンバッグを挿入されています。大胸筋下に230㏄のテクスチャードタイプのシリコンバッグを挿入したとのことです。今まで大きなトラブルはなかったそうですが、最近左胸に痛みを感じることがあり、シリコンバッグが入っていることへの不安がつのり、シリコンバッグの抜去を検討され、ご相談にこられました。
術前
術前のベッドに横になった状態です。バッグが横に流れます。バッグが外側に移動すると内側に不自然な凹みが生じます。
抜去したシリコンバッグ
抜去したシリコンバッグです。230㏄のアナトミカル型のテクスチャードタイプのシリコンバッグが入っていました。
今回のモニターさまのシリコンバッグはよく動きますが、バッグを覆っていた被膜はとても硬く、バッグとの癒着も強いものでした。石灰化も強く見られました。
術後13日目
術後13日目の状態です。術後はインプラントが入っていたスペースをなくすため、バストバンドで圧迫を行なっていただきますいます。
術後1ヶ月目
術後1ヶ月目の状態です。バッグがなくなった分、バストのボリュームは減ってしまいますが、術前のバストの左右差、形の不自然さが改善しました。
術後6ヶ月目
術後6ヶ月目の状態です。傷跡も目立たなくなってきました。
今回行なった手術名
シリコンバッグ抜去(乳房下縁法)
通常価格 220,000円(税込)
モニター価格 110,000円(税込)
シリコンバッグ抜去のリスクと合併症
腫れ、内出血、痛み、傷跡、浸出液の貯留、感染など