年齢とともに変化する目元。顔の印象に影響を与える部位でもあるため、気になる方も多いのではないでしょうか。
しかし、たるみやしわ、くまなど、誰もが直面する目元の悩みは、実は適切な施術選びで改善できます。
今回は、埋没法や眉下切開、下眼瞼切開などさまざまな目元若返り施術を、症例写真とともにご紹介!それぞれの特徴や効果を詳しく解説しますので、目元の変化に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
目元の若返り施術一覧
目元の若返りには、症状や希望の印象によって選べるさまざまな施術があります。
これらの施術方法とその特徴を詳しく解説します。ご自身の悩みに合った施術を見つける際の参考にしてください。
切らずに上まぶたのたるみを改善「埋没法」
<こんな人におすすめ>
- まぶたのたるみが軽度で、自然な二重ラインを作りたい方
- 傷跡を残したくない、目立たない施術をお望みの方
- 早期の社会復帰が必要な方
埋没法は、メスを使わずに自然な二重ラインを作る施術です。まぶたの内側から特殊な糸を通し、皮膚を固定することで目元の印象を改善します。手術時間は30分程度と短く、局所麻酔で行うため痛みも最小限です。
回復期間は比較的短く、1週間程度で普段のメイクが可能。糸の本数や固定方法は、まぶたの状態や希望する仕上がりに応じて選択できます。
二重ラインはそのままでたるみを改善「眉下切開」
<こんな人におすすめ>
- 現在の二重ラインを保ちながら、たるみだけを改善したい方
- まぶた全体の重たい印象を改善したい方
- 自然な仕上がりにこだわりたい方
- 一重のまま、たるみを改善したい方
眉下切開は眉毛の下に沿って切開を入れ、余分な皮膚を取り除く施術です。既存の二重ラインを変えることなく、上まぶた全体のたるみを改善できます。傷跡が眉毛に隠れるため、術後の傷跡も目立ちにくいのが特徴です。
眉毛が薄い方や眉毛がまばらな方はアートメイクを術前にすることで傷跡を目立たなくすることができます。
医療アートメイクについては以下のページからご確認ください。
医療アートメイク|浦和第一美容クリニック
手術時間は1時間程度で、局所麻酔で行います。痛みが心配な方は静脈麻酔を使用することもできます。1週間後に抜糸。抜糸後よりお化粧ができるので、傷跡も隠すことができます。術後2週間程度で日常生活に支障なく過ごせるようになります。
二重のラインを整えつつたるみを改善「上眼瞼切開」
<こんな人におすすめ>
- まぶたの重みで目が開きづらい方
- たるみと同時に二重のラインを整えたい方
- たるみと脂肪のはみ出しが気になる方
- 目の上がくぼんでいる方
- より若々しい印象への改善を望まれる方
上眼瞼切開は二重のラインに沿って切開を入れ、余分な皮膚を切除し二重のラインを整える施術です。まぶたの状態を総合的に改善できる方法で、手術では皮膚の切除量と二重ラインの調整を慎重に行います。脂肪でまぶたが厚ぼったい方の場合には同時に脂肪を切除することですっきりした二重まぶたにすることができます。目の開きが弱い方(眼瞼下垂)や目の上がくぼんでいる方の場合には同時に目の開きをよくしたり、くぼみ目を改善することもできます。
手術時間は1~2時間程度で、局所麻酔で実施します。痛みが心配な方の場合には静脈麻酔を使用することもできます。腫れは術後2週間程度で落ち着き、1ヶ月程度で目立たなくなってきます。切開量や二重の形は、お顔の骨格や筋肉の状態を考慮して、最も自然な仕上がりとなるよう細かく調整します。
切開不要で目の下のふくらみを改善「経結膜脱脂」
<こんな人におすすめ>
- 目の下の膨らみが気になる方
- 傷跡を残したくない方
- 比較的早期の回復を希望される方
経結膜脱脂は、まぶたの裏側から施術を行うため、外からは傷跡が見えない方法です。余分な脂肪を適切な量だけ取り除くことで、目の下のふくらみやくまを改善します。
施術時間は30分〜1時間程度で、術後の回復も比較的早いのが特徴。手術は局所麻酔で行います。痛みが心配な方の場合には静脈麻酔を使用することもできます。翌日よりメイクが可能です。ただし、皮膚のたるみが強い場合は、他の施術との組み合わせをおすすめする場合があります。
くま・たるみ・小じわを解消「下眼瞼切開」
<こんな人におすすめ>
- 目の下のたるみとくまの複合的な改善を望む方
- 目の下の若々しさを総合的に取り戻したい方
- 長期的な効果を期待される方
下眼瞼切開は、目の下の複数の悩みに同時にアプローチできる施術です。まつ毛のすぐ下に沿って切開を入れ、たるんだ皮膚の調整や余分な脂肪の除去を行います。
手術時間は1〜2時間程度で、術後2週間ほどで腫れが引く方が多いです。傷跡は目の下のラインに沿っているため、時間とともに目立たなくなります。くまやたるみ、膨らみなど、さまざまな症状に対応できることが大きな特徴です。
目の下のお悩みをまとめて解消するなら「下眼瞼切開」がおすすめ
目の下のお悩みには、年齢とともに複数の症状が重なるケースが多くあります。
たるみだけでなく、くまや脂肪のふくらみなど、さまざまな症状が気になる方は「下眼瞼切開」がおすすめです。下眼瞼切開は、複合的な悩みに一度にアプローチできる施術として、特に注目されています。
個々の症状に合わせて必要な処置を組み合わせることで、バランスの取れた若々しい印象への改善が期待できます。
【症例から目元の若返りへ】悩み別の施術を紹介
浦和第一美容クリニックの症例をもとに、悩み別の施術を紹介します。
施術内容やダウンタイム、見た目の変化の参考にしてみてくださいね。
目の上下のたるみを改善するなら「眉下切開+下眼瞼切開」
上下のまぶたのたるみは、年齢とともに進行する代表的な症状です。眉下切開と下眼瞼切開の組み合わせにより、目元全体の若々しさを効果的に取り戻すことができます。
眉下切開と下眼瞼切開の施術は、同日に行うことが可能です。ダウンタイムを一度に済ませられるため、休養期間を短縮できるのもメリット。術後1週間程度で腫れが落ち着き、2週間程度で普通の生活に戻れるようになります。内出血や傷跡が気になる場合でもメイクによってカバーできるため、比較的私生活で大きな影響があることは少ないでしょう。
たるみと膨らみを改善するなら「下眼瞼切開(たるみ取り+脱脂)」
目の下のたるみと脂肪の膨らみは、加齢とともに同時に進行することが多い症状です。下眼瞼切開と脱脂を組み合わせることで、たるみの改善と同時に、余分な脂肪も適切に調整することができます。
手術では、下眼瞼切開で皮膚のたるみを整え適切な量の脂肪を取り除きます。手術時間は1時間程度。術後2週間程度で腫れが落ち着き、約1カ月ですっきりとした印象に仕上がります。
たるみをスッキリして二重ラインをくっきりするなら「下眼瞼切開+埋没法」
目の下のたるみと、二重の印象を同時に改善したい方には、下眼瞼切開と埋没法の組み合わせが効果的です。下眼瞼切開で目の下のたるみを改善し、埋没法で自然な二重ラインを作ることで、目元全体の印象を若々しく整えることができます。
上まぶたは切開せずに二重を作れるため、傷跡を最小限に抑えられるのが特徴です。抜糸は1週間後で、抜糸後よりメイクが可能となり、1カ月程で自然な仕上がりに落ち着いていきます。
目元の3大お悩みとは
目元の印象を左右する主な要因として悩みの多い症状は、以下の3つです。
- たるみ
- くま
- しわ
年齢とともに進行するこれらの変化を理解することで、より適切なケアや施術の選択につながります。それぞれの特徴と原因を詳しく解説します。
年齢とともに進行する「たるみ」
まぶたの「たるみ」は、加齢による皮膚の弾力低下が主な原因です。目は、1日に約6,000回もまばたきをしているため、歳を重ねるうちに徐々に皮膚が伸び、たるみとなって現れます。
上まぶたのたるみは視界を妨げたり、目が開きにくくなったりする原因に。下まぶたのたるみは、くまの原因になったり疲れた印象を与えたりします。早期のケアや適切な施術選択により、若々しい印象を保つことができます。
疲れた印象を与える「くま」
くまには複数の種類があり、それぞれ原因が異なります。
くまの種類 | 原因 |
血管性のくま | ・皮膚が薄く、血管が透けて見える ・加齢による皮膚の菲薄化で悪化 |
色素沈着のくま | ・メラニン色素の過剰な沈着 ・紫外線や摩擦などの刺激が原因 |
陰影のくま | ・骨格や脂肪の凹凸による影 ・加齢による脂肪の下垂や骨格の変化 |
くまは年齢と共に悪化する傾向があります。加齢に伴う皮膚の薄さや脂肪の偏り、骨格の変化などが重なることで、より目立つようになるからです。
改善はくまの種類を見極め、原因に応じた適切な治療を選択することがポイントです。
皮膚の乾燥や眼輪筋の衰えによる「しわ」
目元の「しわ」は、紫外線や乾燥の影響を受けやすい部位です。顔の中でも特に皮膚が薄く繊細なので、積み重なったダメージが顕著に表れてしまいます。また、目の周りの筋肉(眼輪筋)の衰えも、しわの形成に大きく関わっています。
特に目尻のしわは、表情としわの複合的な要因で生じることが多く、年齢とともに深くなっていく傾向があります。目の下のしわは、たるみやくまと関連して現れることも多いため、総合的なケアが必要です。
美容クリニックで目元のエイジングケアが必要な理由
「丁寧な保湿や血行促進などのセルフケアを続けているのに、なかなか改善が見られない」という声をよく耳にします。
目元は皮膚が特に薄く繊細な部位のため、他の部分と比べてセルフケアが困難です。適切でないケアを行うと、かえって症状を悪化させてしまうリスクもあります。そのため、効果的な改善をお求めの方には、美容クリニックで臨床経験豊富な医師による診断を受け、症状に合わせた適切な施術を選択されることをおすすめしています。
セルフケアだけでは深いしわやたるみの改善は難しい
目元のケアについて、スキンケア製品やマッサージなどのセルフケアには一定の限界があります。特に、以下のような状態では、より専門的なアプローチが求められます。
- 皮膚の弾力低下:皮膚の弾力が顕著に失われ、ハリ不足が目立つ状態
- 余分な皮膚の増加:たるみの原因となる余分な皮膚が目立ってきた状態
- 形状的な要因:脂肪の偏りや骨格的な要因が関係している場合
- 複合的な症状:くまやしわなど、複数の症状が重なっている状態
このような症状をお持ちの場合、美容クリニックでの専門的な診断と施術をお受けいただくことで、より確実な改善効果が期待できます。
複合的な悩みへの効率的なアプローチ
目元の悩みは一つの症状だけでなく、年齢とともに複数の症状が組み合わさって現れることが特徴です。よくご相談いただく症状の組み合わせには、以下のようなものがあります。
- たるみとしわ:まぶたのたるみが進行すると同時に、目尻や目の下にしわが発生する状態
- むくみとくま:目の下のくまに加えて、むくみによる膨らみが重なることで症状が目立つ状態
- 皮膚と筋肉の衰え:皮膚のハリ低下と同時に、目の周りの筋肉も衰えることで複合的な症状となる状態
美容クリニックでは、このような複雑な症状に対して詳しい診断を行い、症状に合わせた施術を行います。バランスの取れた自然な改善を目指したい方におすすめです。
目元の若返りを目指すなら美容クリニックで
目元は、表情の印象を決める重要なパーツです。年齢による自然な変化は避けられませんが、適切なタイミングで最適なケアを始めることで、イキイキとした目元を取り戻すことができます。
セルフケアも大切な要素ですが、目元は特に繊細な部位のため、ホームケアだけでは十分な効果を得にくい場合があります。気になる症状がある方は、より深刻化する前に、まずは無料カウンセリングでご相談ください。
なお浦和第一美容クリニックでは、経験豊富な医師による丁寧な診断と、ひとりひとりの状態や希望に合わせた治療計画をご提案しています。さらに、プライバシーに配慮した安心できる環境で施術を行っておりますので、どうぞ安心してご相談ください。
若々しく魅力的な目元を取り戻すことで、メイクがより楽しくなり毎日の生活がより輝きを増すはずです。お気軽に当クリニックへご相談ください。
【この記事の監修者情報】 現役美容ナース ・看護師歴24年 略歴 資格 コメント |