口紅は食事やマスクのつけ外しなどで落ちるため、発色の良い唇をキープすることが難しいもの。
しかしリップアートメイクなら、擦れたり水で濡らしたりしても色落ちの心配がありません。口紅を塗ったようなきれいな発色が2〜3年ほど持続します。
すっぴんのときも立体感のある唇にしてくれるリップアートメイクには、主に2種類の技法があります。この記事ではリップアートメイクの技法、さらにデザインのポイントについてご紹介します。
※眉アートメイクのデザインについて詳しくは以下のページをご覧ください
眉アートメイクデザインの基礎知識
リップアートメイク・技法の種類とデザインの実例
リップの技法は主にフルリップとLip Brush(ティントリップ)があります。名称については、クリニックごとに異なります。それぞれの技法にどんな違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
Lip Brush(ティントリップ)
Lip Blushとは唇に小さい点で面を埋めて色をつける技法です。アウトラインにはしっかり入れずに、ソフトラインで入れるか、もしくはラインを決めないで中だけを埋めていきます。小さい点が集まることでパウダー感のある仕上がりになります。さらに、腫れや刺激が少ないこともLip Blushの特徴です。
リップアートメイクのなかでも人気を集めており、アジア人が最もナチュラルで綺麗に色が定着すると言われています。韓国ではLip Blushの事をティントリップとよびます。まさに、唇中心部を濃く重ねて入れると、ティントリップを塗ったような表現になります。
Full Lip(フルリップ)
フルリップとは唇全体に色素を入れて、唇のラインをしっかり出す技法です。唇の血色が良くなるので、若々しい印象を与えられます。
ただLip Blushのようなパウダー感はなく、しっかり中を埋めていくため、施術時に腫れや刺激を感じやすい特徴があります。昔から人気がある技法で、くすみが多い方やラインをしっかり作りたい方などに適しています。
デザインの種類・人気のあるリップの色は?
リップアートメイクはアウトラインを取らずにぼかして、中にグラデーションを作り、くすみを取る方法を希望される方が増えてきています。
なかにはオーバーリップにしたい、濃い色にしたい方もいるかもしれません。しかしオーバーリップにした場合、ツートーンに仕上がったり退色したときに色ムラがでたりすることがあります。そのため、くすみを取る程度のナチュラルな仕上がりの方が、年数が経ったときも綺麗な状態をキープできます。
自分に似合うリップのデザインを見つけるなら、カウンセリングが丁寧なクリニックを選びましょう
リップアートメイクは、失敗したとき簡単に修正はできません。失敗リスクを減らす・自分に似合うデザインを見つけるために、カウンセリングをしっかり行うクリニックを選びましょう。
デザインを施術者と一緒に見つけることはもちろんですが、施術の説明もきちんと行われているかも大切な判断基準です。
症例写真や実績も参考にしつつ、自分に合ったクリニックを見つけましょう。
【この記事の監修者情報】 OWLBROW代表 ・看護師歴24年 略歴 ・2018年~現在まで延べ約10,000人の患者さまの施術に関わる 資格 コメント |