医療アートメイクの選び方!クリニック選びで失敗しないカウンセリングのコツ

医療アートメイクとは?看護師が教える医療アートメイクのメリット・信頼できるクリニックの選び方を紹介

「アートメイクのクリニック選びに悩んでいる」
「アートメイクで失敗しないためにはどうしたらいい?」

アートメイクは汗や水で落ちないため、メイクの手間がなくなったりすっぴんに自信が持てたりするメリットがあります。

一方で簡単には落とせない不安からクリニック選びに慎重になり、なかなか決められない方もいるのではないでしょうか?

実際にアートメイクの仕上がりは技術により左右するため、施術を行うクリニック選びが重要です。

今回は失敗しないクリニックの選び方をはじめ、カウンセリングのコツやアートメイクのリスクなどをまとめて解説します。

アートメイクで後悔しないために、ぜひこの記事を参考にクリニックを選んでください。

失敗しないための医療アートメイクのクリニック選び

カウンセリング中の女性

医療アートメイクの失敗を避けるためにも、慎重にクリニックを選びたいところです。クリニックを選ぶ際に、押さえておきたいポイントは主に3つあります。

  • カウンセリング
  • 臨床経験
  • アフターケア

それぞれ詳しく見ていきましょう。

※医療アートメイクの失敗事例について、こちらで詳しく解説していますので参考にしてください。
眉・リップ・アイラインアートメイクの失敗例とは?修正方法と後悔しないためのポイントを紹介【看護師監修】

患者さまに寄り添ったカウンセリング

患者さまに寄り添ったクリニックの場合、カウンセリングに時間をかけているところが多い傾向にあります。

そもそも骨格や左右差、筋肉の可動域などは、一人ひとり異なります。施術者は、患者さまのお顔のパーツを測ったうえで、希望するデザインを直接お顔に描いていきます。直接描くことで、仕上がったときのイメージが想像しやすく、失敗リスクを減らせるのです。

医療アートメイクは修正ができないため、カウンセリングの段階でなりたい・自分に似合ったデザインを施術者と一緒に見つけることが大切です。

臨床経験が豊富

アートメイクは、表皮の0.2〜0.3㎜、深すぎず浅すぎずの場所に色素を入れます。適した場所だときれいな線になりますが、深いところに入った場合は線が滲んでしまいます。とはいえ、浅すぎる場所に入れても、色素の定着が悪くなるため、最適な場所に入れることが大切です。

最適な場所は患者さま、一人ひとり異なります。施術者は患者さまの肌質や皮膚の厚さを確認して、最適な場所を見つけるのです。そうした技術は、臨床経験に深く関わりますので、臨床経験が豊富なクリニックを選びましょう。

アフターケアの対応

医療アートメイクの場合、医師の指示のもとで看護師が施術を行い、アフターケアに対応します。万が一、施術後に違和感があった場合は施術を受けたクリニックに連絡すると、適切な処置を受けられます。

また施術後は、患部の乾燥を抑えたり痛みを軽減したりする軟膏が処方されますので、用法どおりに塗布して患部を保湿してください。

アートメイクのカウンセリングのコツ|聞いておくべきことは?

アートメイクのカウンセリングでは、以下の内容を聞いておきましょう。

  • 自分に合った施術の種類
  • 痛みの強さ
  • 施術費用
  • 施術回数
  • リスク
  • ダウンタイムの期間
  • アフターフォローの有無

後悔しないためには、カウンセリングで不安を取り除いておくことが大切です。

ひとつずつ解説します。

自分に合った施術の種類は何か

アートメイクは異なる2つの施術法があるため、カウンセリング時に特徴やメリットを確認しておきましょう。

施術法は「手彫り」と「機械彫り」の2つの技法があり、それぞれ特徴が異なります。

特徴 メリット
手彫り 毛を1本1本書き上げるように彫る技法。部分的な施術が可能で、毛並みの強弱や毛並みなどを再現できる。

3D眉、ストローク法、マイクロブレーディング法ともいう。

・よりナチュラルに仕上がる

・すっぴんでも違和感がない

機械彫り 機械によって規則的に彫る技法。高速かつ仕上がりが均一でムラがない。 ・施術時間が短い

・料金が安い

・長持ちしやすい

さらに施術部位ごとにさまざまな技法(プラン)が用意されていることが多く、仕上がりが異なります。

デザインや色も豊富なので、自分に合った施術や仕上がりイメージを確認しておくと安心です。

痛みはどのくらいか

アートメイクは皮膚に傷をつけてインクを注入するため、痛みを感じやすい施術です。

痛みの程度は個人差があり、毛抜きで毛を抜く程度の痛みの方もいれば我慢できない痛みを感じる方もいます。施術部位や技法によって痛みの感じも違うため、不安な方はカウンセリング時に相談しておきましょう。

ただしアートメイクは一般的に麻酔を使用しています。麻酔の種類や使用の可否はクリニックや部位によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

施術費用は

アートメイクは施術料のほかに追加費用がかかるケースがあるため、契約前に「総額」を確認しておくことが大切です。

追加費用としてよくあるものは、以下の通りです。

  • 初診料/再診料
  • 指名料
  • 麻酔料
  • パッチテスト料
  • 施術後の診療代
  • メンテナンス料

契約から施術、アフターフォローまでを想定し総額費用を計算しておくと、想定外の出費に悩むことも少ないでしょう。

施術回数は

アートメイクの施術回数はクリニックによって異なるため、カウンセリング時に確認しておきましょう。

基本的にアートメイクは、色を定着をさせるために2回以上の施術をおすすめしています。しかしクリニックやプランによっては1回ずつの「都度契約」のケースもあり、希望の回数と合わないことも。

料金は回数によっても左右するため、安易に「安さ」だけで判断するのは危険です。求める回数に対応しているかどうかを確認しておくと、無駄な出費を抑えられます。

どんなリスクがあるのか

アートメイクは皮膚に傷をつけ色付けする施術のため、リスクも確認しておく必要があります。

よくあるリスクは、以下の通りです。

  • 痛み
  • 肌の炎症
  • 感染症

中でも術後にトラブルが起きやすい傾向にあります。

アフターケアの処方薬の有無や、トラブル時の診療の可否も合わせて確認しておくと安心です。

ダウンタイムはどれくらいか

アートメイクはダウンタイムの過ごし方が重要なため、期間やケアの方法を確認しておくことが大切です。

メイクの持ちやリスク軽減のため、一般的にダウンタイム中の洗顔やお風呂、運動などは制限されます。日常生活やお出かけに影響するため、期間の把握はしておいたほうがよいでしょう。

とくに施術を予定や連休に合わせる場合は、ダウンタイムに加えメイクが定着する期間も確認しておくと安心です。

アフターフォローの有無

カウンセリング時には、必ずアフターフォローの有無を確認しておきましょう。

アートメイクは、術後にトラブルが起こりやすい施術です。変色や変形などメイクの対応はもちろんのこと、肌トラブルが発症した際の対応はクリニックによって異なります。

すぐに消せないメイクであるうえ、人の目に触れる部位なのでトラブル時すぐに対応できるクリニックであると安心です。

サポートの対応期間や追加費用なども一緒に確認しておくとよいでしょう。

カウンセリングに必要な持ち物

アートメイクのカウンセリングは、以下のケースにより持ち物が異なります。

  • カウンセリングのみの場合
  • すぐに施術をしてもらいたい場合

忘れ物によりカウンセリングや施術が受けられないことにならないよう、事前に確認しておきましょう。

カウンセリングのみの場合

カウンセリングだけ行う際に必要な持ち物は「本人確認書類」のみです。

本人確認書類の対象となるものはクリニックによって異なります。運転免許証やパスポートなどをお持ちでない方は、対象となる書類を事前に確認しておきましょう。

すぐに施術をしてもらいたい場合

カウンセリング当日、すぐに施術を受けたい場合は「本人確認書類」のほかに「施術にかかる費用の支払い」が必要です。

支払い方法はクリニックによって異なりますが、以下のようなものがあります。

  • 現金
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 医療ローン

医療ローンを利用する場合は、銀行印も必要なので忘れずに持っていきましょう。

アートメイクは医療行為|施術を受けられるのは医療機関のみ

アートメイクはあえて肌を傷つける施術であることに加え、麻酔を使用するため「医療行為」にあたります。

そのため、施術ができるのは医師が常駐している「医療クリニック(医療機関)」のみ。中には医師免許を持つ人がいないサロンで「タトゥー」としてアートメイクを行っているケースもあるため、注意しましょう。

施術は医師はもちろん、医師免許のない看護師でも可能です。ただし医師の常駐や医師の指示のもとでの施術を必須としています。

クリニック選びの際は、対象のクリニックが「医療機関」であることを確認しておきましょう。

アートメイクが「医療行為」にあたる理由

考える看護師

これまでアートメイクは、医師や看護師の資格を持たない者が施術を行なっていました。しかし、アートメイクが注目されると、知識や経験不足・不衛生などによるトラブルが多発。
これらを受けて平成13年に厚生労働省は、アートメイクは「医療行為」にあたると通知しました。

第1 脱毛行為等に対する医師法の適用
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。

(2) 針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為
平成13年11月8日 医政医発第105号 各都道府県衛生主管部(局)長あて厚生労働省医政局医事課長通知

医療アートメイクが安心できる理由

以前は、針の使いまわしなどによる感染トラブルもありました。しかし医療アートメイクでは、医療従事者が器具の衛生管理を徹底しているため、感染リスク対策が行われています。施術時の麻酔使用も可能になり、痛みの緩和を医師の管理下で行います。

医療の知識を持つ医師または看護師が施術を行いますので、安心して施術を受けられます。

医療アートメイクのメリット

医療アートメイクを受ける最大のメリットは、医師・看護師が対応すること。万が一のトラブルにもしっかり対応するため、安心して施術を受けられます。

そのほかの医療アートメイクのメリットはこちらです。

  • 汗水にも落ちない
  • すっぴんに自信が持てる
  • メイクを時短できる

レジャーやアウトドアを好む方・子どものスイミングスクールに参加する方など、汗水によるメイク崩れが気になる場合に「医療アートメイク」はおすすめです。

医療アートメイクは色素を表皮に定着させるため、汗水で落ちることはありません。温泉旅行や寝起きのときも、きれいな状態を保っていますので、すっぴんにも自信を持てるでしょう。

医療アートメイクのリスク

きれいな状態を楽しめる医療アートメイクですが、デメリットもあります。デメリットを正しく理解しておくことで、医療アートメイクを安心・安全に受けられます。

※医療アートメイクのデメリットにつきまして、こちらで詳しく解説していますので参考にしてください。
アートメイクのデメリットについて徹底解説!失敗しない施術のコツ

施術後の修正ができない

失敗した場合、タトゥーのようにレーザーでの対応が可能です。しかし、レーザーは肌に強いダメージを与えてしまうため、しばらくの間は痛みと炎症が続きます。肌状態も悪くなりますので、慎重に判断する必要があります。

色落ちや変色

肌のターンオーバーや色素が奥に入ることで、色落ちや変色する場合があります。また、摩擦や紫外線などの外部刺激も原因です。

とくにダウンタイム中は、皮膚がデリケートな状態なため、外部刺激の影響を受けやすい傾向にあります。適切なケアで色落ちや変色を防げるかもしれません。医師や看護師の指示を守り、適切なアフターケアをして肌を清潔に保ちましょう。

アレルギー反応

医療アートメイクの色素には、発色を良くするためにごく微量の金属が含まれています。金属アレルギーの方は、わずかな金属に反応する可能性がありますので、施術を受ける前にパッチテストを実施しましょう。

また植物色素を使用するクリニックも増えているため、植物アレルギーの方もパッチテストを受けることをおすすめします。

医療アートメイクの施術方法

医療アートメイクの施術については、クリニックごとで異なります。こちらでは、当院が行う医療アートメイクの施術の流れを解説します。

  1. カウンセリング
    施術の方法などを説明します。施術する部位を確認し、患者さまのなりたいデザインや悩みなどをお伺いした上で、ご本人に適した施術内容を提案・決定します。
  2. 1次麻酔
    塗る麻酔を用いて、表皮の感覚を鈍らせていきます。
  3. デザイン
    ご本人のお顔のパーツや筋肉の動き、左右差などを考慮し、希望するデザインをつくります。

  4. 施術
    施術では、天然色素を用いています。

  5. 2次麻酔
    施術部位に特殊な麻酔を実施し、施術中の痛みを軽減します。

  6. アフターケア
    施術後、赤みや腫れなどのダウンタイムはありますが、1週間ほどで落ち着きます。炎症を抑えて皮膚の再生を促すクリームをお渡ししますので、1日2回塗布します。

    医療アートメイクの持続期間

    医療アートメイクは部位や技法によって、持続期間が異なります。

    ※医療アートメイクの持続期間につきまして、こちらで詳しく解説していますので参考にしてください。
    アートメイク1回目は何ですぐ消える?看護師が教える「長持ちさせる方法」とは

    眉アートメイク
    眉の持続期間は技法によって異なりますが、6か月〜1年半ほどです。
    手彫りで1本1本線を足していく3D技法だと、6か月〜1年半程度。シャドーブローまたはグラデーションブロー+3Dを合わせた4Dの場合、1〜2年ほどもちます。

    リップアートメイク
    リップアートメイクの持続期間は2〜3年程度です。唇の皮膚は薄い構造なため、色素が真皮層の近くまで届く場合があり、眉よりも長持ちする傾向にあります。

    アイラインアートメイク
    アイラインアートメイクの持続期間は2年ほどです。リップ同様、瞼も皮膚が薄く真皮層に入りやすいため、眉よりも長持ちします。

    医療アートメイクとは

    医療アートメイクとは、皮膚の浅い部分(表皮)に極細の針を用いて、色素を定着させる技法です。色素を定着させる場所は、表皮の4番目の層「基底層」という場所です。個人差はありますが、約0.2~0.3㎜の皮膚のごく浅い部分に色素を定着させます。表皮は皮膚の生まれ変わりのある場所なので約1〜3年ほどで消えていきます。

    医療アートメイクは、将来的に修正や形の変更ができるよう時間と共に消えて行くように作ります。昔のアートメイクと医療アートメイクの大きな違いが、色素を定着させる位置が異なるということです。昔のアートメイクが、何年も何十年も残っているのは、表皮とは異なる真皮層という皮膚の生まれ変わりのない場所に色素を定着させているからです。

    ※当院で行っている医療アートメイクにつきましては、こちらを参考にしてください。
    医療アートメイク

    医療アートメイクの歴史

    そもそもアートメイクは、ボディーアートやタトゥーから発展したもの。タトゥーの歴史は古く、原始時代から存在していたといわれています。ミイラからタトゥーが発見されるなど歴史はとても古く、同族表示や階級表示から始まり、時代と共に発展し医療アートメイクの前進、眉タトゥーへと進化していきます。

    着色後も色をしっかり残すために、皮膚の深い部分、生まれ変わりのない場所である真皮層から皮下に色素を定着させます。その結果、入れた色素は外には排出されず、体内に長い年月残り変色していきます。深い層に傷をつくるため、施術の傷跡が残ることもありました。

    昔のアートメイクはタトゥーの技術を応用していたため、タトゥーと同じように色素を真皮層に入れていました。色素もまたタトゥー用の色素だったため、化学性の鉄分を多く含んだ物を使用していました。永久的に残すための技術・材料だったので、時代に合わせてデザインの修正ができない・変色などのトラブルが多発しました。

    これらを踏まえ、現代の医療アートメイクは色素が約1〜3年ほどで消え、傷跡がほとんど残らない部分への技法に進化し、色素も植物性の酸化鉄を極微量の物を採用するようになりました。さらに医療機関での対応となり、人体構造、衛生管理などの知識を有した医療従事者がトラブルやリスクを減らして安全に、医療アートメイクを楽しめるようになったのです。

    タトゥーとの違いは?

    医療アートメイクが表皮の4番目の層、「基底層」という皮膚のごく浅い約0.2〜0.3㎜の部分に色素を定着させるのに対して、タトゥーは、真皮層に色素を定着させる方法です。医療アートメイクは、皮膚の生まれ変わりのある場所に色素を定着させ、時間の経過と共に薄く消えて行きます。タトゥーは、皮膚の生まれ変わりのない場所に色素を定着させ、時間が経つと、青みがかった色や赤みがかった色に変色することがあります。

    タトゥーに使われる色素は主に化学性のものが多く、化学性の色素はアレルギー反応を起こすことがあります。一方で医療アートメイクは、天然色素を用いています。化学性の色素と比較すると、アレルギー反応が起きにくいといえますが、起きないわけではありません。

    • 色素を定着させる場所が異なる
    • 使用する色素が異なる
    • 持続期間と退色の仕方が異なる

    もっとも違う点は、この3つです。

    ※タトゥーと医療アートメイクの詳しい違いにつきましては、こちらの記事を参考にしてください。
    唇のタトゥーは消える?リップアートメイクとの違いや消す方法、痛みについて徹底解説

    医療アートメイクで施術できる部位

    肌状態を確認する女性
    医療アートメイクでは、眉・リップ・アイラインでの施術が可能です。どのような技法があるのか、部位ごとに見ていきましょう。

    ※詳しい技法につきましては、こちらで解説していますので参考にしてください。
    医療アートメイク

    眉アートメイク

    眉アートメイクの技法は次のとおりです。

    パウダー
    ペンシルで描いたような仕上がりになり、ほかの技法と比べて立体感は少なめです。

    3D
    パウダーよりも立体感が出て、自然な毛並みを再現します。自眉に近い仕上がりになります。

    4D
    パウダーと3Dを組み合わせた技法。3Dで自然な毛並みを作ったあとに、パウダーで色をつけます。

    ヘアストローク
    皮膚の損傷が最も少ない技法で、注目を集めています。毛並みに強弱をつけられて、1本1本に動きを出します。

    ※ヘアストロークについては、こちらで詳しく解説していますので参考にしてください。
    医療アートメイク最新技法|ヘアストロークなら限りなく本物に近い眉を再現できる【看護師監修】

    リップアートメイク

    リップアートメイクの技法は主に2種類あります。名称についてはクリニックごとで違います。

    Lip Brush(ティントリップ)
    小さい点で色をつける技法。腫れや刺激が少なく、パウダー感のある仕上がりになります。

    フルリップ
    唇全体に色素を入れ、唇のラインを出していく技法です。Lip Brushよりも腫れや刺激を感じる場合があります。

    アイラインアートメイク

    アイラインアートメイクでは、主に3種類のデザインがあります。

    アウトライン
    瞼を閉じた際に見えるラインのこと。目の形に沿って長めにラインを描いたり、目尻を外ハネ(テール)したりするなど、さまざまなデザインができます。

    ナチュラルライン
    まつ毛の生え際に沿ったラインのこと。ナチュラルなアイラインを好む方、すっぴんでも自然なラインを作りたい方におすすめです。

    インライン
    まつ毛の生え際よりさらに内側、粘膜に近い部分のラインのこと。目元を華やかに見せられますが、感染やドライアイのリスクがあります。

    パラメディカルアートメイク

    乳房の切除や再建による乳頭の色素欠落・白斑・無毛症・化学療法の脱毛などは、手術での再建が難しい治療です。そうした難しい治療に、パラメディカルアートメイクの技術を用います。
    パラメディカルアートメイクは色を取り戻す技術で、皮膚に色素を入れて元の状態に近づけていきます。

    医療アートメイクは信頼できるクリニックを選びましょう

    医療アートメイクは、医師や看護師が施術を行います。万が一のトラブルにもしっかり対応するため、安心して施術を受けられるメリットがあります。

    施術者が患者さまのお顔の比率を測り、左右差や筋肉の可動域などを考慮して最適なデザインを一緒に見つけていきますので、ご自身に似合ったデザイン・形を楽しめるでしょう。

    クリニックを選ぶ際は、医療従事者のいる「医療アートメイク」「メディカルクリニック」をおすすめします。

    【この記事の監修者情報】

    OWLBROW代表
    owlbrow代表 平松あい
    平松 あい

    ・看護師歴24年
    ・美容看護師歴18年
    ・アートメイク施術歴13年
    ・アートメイク講師歴2年

    略歴
    2004年 美容医療看護師へ転職
    老舗美容クリニックで美容看護業務に従事
    2009年 アートメイクを学ぶ
    2018年 浦和第一美容クリニック開業・立ち上げ関与
    2018年 更なるアートメイク技術を求め渡韓
    EMBO技法・パウダー技法などの技術を習得
    2019年 INTERNATIONAL BODY ARTCONTESTに出場
    GRANDPRIX受賞
    2020年 Rodam artmakeup academy実技講師
    2022年 浦和第一美容クリニックとRodam artmakeup academyが提携し、日本校代表講師となる

    2018年~現在まで延べ約10,000人の患者さまの施術に関わる
    毎月のアートメイク施術件数 平均200件
    ロダムアートメイクアカデミー日本校代表講師として技術指導に従事、スクール生を輩出
    2024年 OWLBROW開校

    資格
    看護師

    コメント
    患者さまの不安や悩みを取り除き、不利益のないようカウンセリングに力を入れています

     

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