まっすぐなラインが特徴的な「平行眉」。トレンドでもあり、平行眉にしたいと思う方は多くいらっしゃるでしょう。
しかし平行眉は似合うタイプと似合わないタイプがあります。この記事では、平行眉の特徴・アーチ眉との違いを解説します。
また、自分でつくることの難しい平行眉を、簡単にきれいに仕上げてくれるアートメイクについてもご紹介しますので、参考にしてみてください。
アートメイクで憧れの平行眉は叶う
昨今のトレンド眉は「ほどよい太さ+ほんのりアーチの平行眉」で、韓国の「オルチャンメイク」から注目を浴び、取り入れる方が多いようです。
もともと、人の顔は骨格上少し丸みを帯びた形をしていますので、眉メイクで平行眉をつくるとなると、カーブしている骨格と眉頭と眉山の位置を調整する必要があります。また、左右対称になるように形をつくるのは、難しいものです。
しかしアートメイクの場合、アートメイク専門のスクールを卒業したプロがきれいな平行眉をつくるので失敗のリスクはほとんどありません。汗や水で落ちることもなく、1〜2年ほどご自身に似合った平行眉を楽しめるのです。
※当院の医療アートメイクについては以下のページをご覧ください
浦和第一美容クリニック|医療アートメイク
アーチ眉と平行眉、印象の違いは?
平行眉とアーチ眉では、与える印象は大きく変わります。こちらでは、それぞれの印象や眉の特徴について解説します。
【基本の眉の描き方】
※基本の眉デザインについて詳しく知りたい方は以下のページも合わせてご覧ください
眉の高さが違うのを治すには?眉毛がない人の書き方は?【看護師監修】眉のお悩み解決法
平行眉の印象は「今っぽくてカジュアル」
平行眉は眉下のライン眉頭から眉尻が同じ位置になるようなデザインです。基本の眉の描き方より、眉尻を目尻・小鼻の延長よりやや短くすることで、今風の平行眉ができます。
そんな平行眉は、今っぽい・ナチュラル・可愛らしいなどの印象を与えられます。目元との距離も近づきますので、目が大きく見えやすいのも特徴のひとつ。
ただし、眉毛の角度で印象は大きく変わりますので、ご自身で平行眉をつくる場合は眉下と目下のラインを意識することが大切です。
アーチ眉の印象は「女性らしくキュート」
アーチ眉は女性らしい印象を与えるとして人気があります。角度を変えて華やかさをだしたり太くして品のある印象をつくったりするなど、アレンジができます。
ポイントは、基本の眉の書き方のとおり、眉尻を小鼻・目尻の延長線上に描くこと。色を均一にすると一昔前のような眉に仕上がりますので、グラデーションを意識して眉頭は薄く色をのせましょう。
平行眉が似合わないタイプ・似合うタイプは?
平行眉はすべてのタイプに似合うわけではありません。一般的には面長顔や卵顔の方が似合うといわれてます。以下で詳しく解説します。
平行眉が似合う顔タイプ
大人っぽく謙虚なイメージのある面長顔と女性らしい平行眉は、凛とした雰囲気をつくります。さらに平行眉にすることで、目元を強調し顔の縦幅を目立ちにくくする効果もあります。
また卵型の方も平行眉がおすすめ。卵型は丸みを帯びた輪郭なので、短くて太い眉や上がり眉にすると眉だけが悪目立ちする場合もあります。平行眉であれば、フェイスラインをよりきれいに見せる顔立ちにしてくれるでしょう。
アーチ眉が似合う顔タイプ
縦と横の幅がほぼ等しく、可愛らしい印象を与える丸顔の方はキュートな雰囲気をつくるアーチ眉がおすすめです。眉尻を少し長めに描き、小顔に見せることも可能です。
またベース顔の方もアーチ眉がおすすめ。クールな印象に見られがちなベース顔に、女性らしいアーチ眉で柔らかな印象に仕上げます。眉尻を長めに描くことで、余白が狭くなるため小顔効果も得られます。
アートメイクはプロが骨格の黄金比を測る
「平行眉」や「平行眉+ほんのりアーチ」にするなど、同じ平行眉でもデザインや見た目の印象は大きく変わります。また、骨格や筋肉の可動域などは一人ひとり違いますので、似合う眉も一人ずつ異なるのです。
とはいえ、自分に似合う眉の形を見つけるのは難しいもの。アートメイクであれば、プロが患者さまのお顔のパーツを測り、筋肉の動き・輪郭などを考慮して、最適なデザインを見つけます。
※眉アートメイクのデザインについては、以下のページをご覧ください
眉毛アートメイクデザインの基礎知識-講師から学ぶ、自分に似合う形を見つけるコツ
1.なりたいデザインをカウンセリングで伝えます
まずは、カウンセリングでなりたいデザインを施術者に伝えましょう。
一般的に、お顔の形、卵型・面長・丸顔・ベースなどに分類して似合う形を大きく分類しますが、あまりとらわれずになりたい形の希望を伝えるとよいです。
アートメイクは一度定着すると、大幅なデザインの修正は困難です。そのため、患者さまと施術者の間で、イメージするデザインに違いがでてくる場合もあります。
平行眉もさまざまな形がありますので、ご自身のイメージする平行眉と近い症例写真や芸能人・モデルの写真などを持参し、イメージするデザインの違いを防ぐのもおすすめです。
2.患者さまの骨格パーツを測り、直接デザインを下書きします
骨格・輪郭・筋肉可動・パーツ配置などは一人ひとり異なります。施術者は患者さまのお顔の比率を測り、骨格の特徴などを加味して最適な眉をつくるための形を見つけます。
骨格などを測ったあと、患者さまのなりたいデザインを直接描きます。直接描くことで、完成した眉をイメージしやすくなるのです。また、希望するデザインが自分に似合っていないと気づく場合もあります。
微調整を繰り返しながら、施術者と一緒にご自身に似合ったデザインを見つけていきます。
3.カウンセリングはアートメイクの仕上がりを左右します
アートメイクは患者さまが納得できるカウンセリングができるかどうかで、仕上がりも変わります。患者さまのなりたいデザインに対して、すべて肯定的な返事をするクリニックの場合、完成したときにご満足いただけない仕上がりになる可能性もあります。
患者さまのなりたいデザインを受け入れつつ、最適なデザインのアドバイスを行うクリニックで施術することが大切です。アートメイクで出来ること、出来ないことをしっかり説明をしてくれるクリニックをおすすめします。
アートメイクは簡単に消すことはできませんので、カウンセリングで違和感がありましたら別のクリニックを検討するなど、クリニック選びは慎重に行いましょう。
当院では無料カウンセリングの予約を受け付けています。はじめてアートメイクを受けられる方にも安心して施術を受けられるよう、丁寧な説明を心がけています。些細なことでも遠慮なくご相談ください。
浦和第一美容クリニック|無料カウンセリング予約
モニターなら料金を抑えて自分に合う眉ができる
眉毛アートメイクの相場はこちら。
1回:平均7万円
2回:平均10~12万円
アートメイクは医師や看護師の資格を有する施術者が施術を行うため、月3,000〜6,000円程度の眉毛サロンと比較すると料金は高め。しかし眉毛アートメイクが定着すれば、半年〜1年半ほどきれいな状態をキープできます。月額料金で見た場合、大きな差はないでしょう。
とはいえ、料金の高さに悩み、なかなかアートメイクに踏み出せない方もおられます。その場合、モニターや写真モデルの活用をおすすめします。
多くのクリニックで実施されているモニターは通常料金よりも安い料金でアートメイクを受けられます。もちろん、施術内容や技術力は通常のメニューと同じ。費用を抑えつつ、きれいな眉をつくることができるのです。
モニターを受ける場合、いくつか条件を定めていることがあります。当院の場合ですと、施術前後の写真提供・決まった期間にご来院をしていただくこと。
アートメイクのモニターにつきましては、以下のページで詳しくご紹介していますのでご覧ください。
浦和第一美容クリニック|アートメイクモニター募集
眉毛アートメイクの施術
眉毛アートメイクは皮膚の浅い部分である「表皮」に専用の針を使って色素を入れます。針を使うと聞くと、痛そうなイメージを持たれるかもしれません。施術を受ける前に麻酔を使って、表皮の感覚を鈍くしていきますので、強い痛みを感じることはほとんどないでしょう。
アートメイクの一般的な施術の流れは以下の通りです。
- 問診・カウンセリング
- 1次麻酔
- デザイン
- 施術
- 2次麻酔
- 施術後のケア
1回目の施術の場合、カウンセリングを含めると3時間ほどかかりますが、2回目以降は1〜2時間半ほどで終わります。
眉毛アートメイクは基本的に2回の施術をお願いしています。これは、肌のターンオーバーや体内に入った異物を外に追い出そうとする防御反応により、1回目は色素が残りにくいためです。
また、アートメイクの性質も関係しています。アートメイクは「細い」→「太い」にすることはできますが、「太い」→「細い」デザインはできません。2回目で調整ができるように、1回目は控えめに色素を入れています。
※アートメイクが1回目で消える理由について詳しくは、以下のページをご覧ください
アートメイク1回目は何ですぐ消える?看護師が教える「長持ちさせる方法」とは
2回目の施術のタイミングは、1回目から30〜40日ほど経った時期でご来院し、肌の状態を確認してから2回目を実施します。
眉毛アートメイクを長持ちさせるコツ
1年ほど、きれいな眉を楽しめる眉毛アートメイクですが、アフターケアを怠ると長持ちできないことも。
ここでは、眉毛アートメイクを長持ちさせるポイントをご紹介します。
施術後、眉を一定期間濡らさない
施術部位を濡らすと、色素の定着が悪くなる場合があります。クリニックから指示される期間は、濡らさないように気をつけましょう。
濡らさない期間についてはクリニックごとで異なります。24時間以上のところもあれば、1週間のところもあります。当院の場合は施術後から24時間、濡らさないよう患者さまにお願いしています。
洗わずに過ごすと油分が蓄積し、色素と皮脂が一緒に剥がれ落ちて定着が悪くなります。そのため、24時間はそのまま過ごしていただき、翌日から処方する軟膏や水洗いで患部を清潔に保っていただいています。
ピーリングの使用を控える
古い皮膚が剥がれ落ち新しい皮膚へ生まれ変わるターンオーバー(肌の新陳代謝)。きれいな肌をキープするためには欠かせないターンオーバーですが、ターンオーバーを促進するとアートメイクの持ちが悪くなる場合があります。古い皮膚が剥がれ落ちるとき、色素も一緒に落ちてしまうのでアートメイクが長持ちできないのです。
手軽にターンオーバーを促すピーリングも、アートメイクの色素を落ちやすくします。長持ちするために、施術後1ヶ月ほどは使用を控えましょう。
施術者の技術力でアートメイクの色持ちは変わる
アートメイクは深すぎず浅すぎずの場所に色素を入れます。最適な場所であればきれいな線を引けますが、深いところに色素が入ると線がヨレてしまうのです。
最適な場所については一人ひとり異なります。施術者は皮膚の厚さを見ながら最適な場所に色素を入れていきますが、この技術は経験が大きく左右します。
臨床経験の浅い施術者やクリニックだと、ちょうどいい場所を見つけられず、アートメイクが長持ちできません。クリニックを選ぶ際は、臨床経験を確認することも大切です。
自分に似合う眉デザインを見つけるために、臨床経験豊富なクリニックを選びましょう
平行眉に似合う顔のタイプであっても、ご自身のお顔にも似合うとは限りません。一人ひとり骨格は違いますので、お顔のパーツを測り最適なデザインを施術者と一緒に見つけることが大切です。
臨床経験が豊富なクリニックを選ぶことはもちろんですが、しっかりとしたカウンセリングを行うかどうかも重要なチェック項目です。カウンセリングのなかで少しでも「あれ?」と思うことがあれば、違うクリニックを探しましょう。
【この記事の監修者情報】 OWLBROW代表 ・看護師歴24年 略歴 2018年~現在まで延べ約10,000人の患者さまの施術に関わる 資格 コメント |