年齢とともに気になり始める「上まぶたのたるみ」。鏡を見るたびに、目が重く見えたり、二重のラインが消えてしまったり…そんな変化に悩んでいませんか?
上まぶたのたるみは、見た目の印象を左右するだけでなく、目の開けづらさや、無意識に眉を上げることでできる額のしわの原因にもなります。この記事では、そんな「上まぶたのたるみ」のお悩みを解消するための「眉下切開」を中心に、実際の症例を5つ詳しくご紹介します。
症例から学ぶ!自分に合った施術を見つけるポイント
上まぶたのたるみが気になる方の実際の症例を、悩みに合わせて5つ紹介します。
- Case1.目が重くて開けづらくなった
- Case2.目元のたるみが気になる
- Case3.目元全体のたるみが気になる
- Case4.上まぶたのたるみが気になる
- Case5.額のしわが気になる
それぞれ適切な施術法や施術の様子を紹介しているので、参考にしてください。
Case1.目が重くて開けづらくなった
年齢と共に進行する上まぶたの皮膚弛緩により、目が重く開けづらくなり、上下まぶたのたるみが生じている状態です。目を開けようと無意識に眉を引き上げることによって、額にしわが刻まれてしまっています。
こうした「目の重さ」「たるみ」「額のしわ」「老けた印象」という複合的な悩みに対応するため、複数の治療法を提案しました。
<おすすめの施術>
- 眉下切開:目元の印象を大きく変えずに上まぶたのたるみと額のしわを改善
- 下眼瞼切開+脂肪除去:目の下のたるみとクマの改善
- 眼瞼下垂手術:目の開き改善(印象が変わる場合あり)
- 二重整形:左右差が気になる場合の形の調整
患者様とのカウンセリングの結果、「眉下切開」と「下眼瞼切開(脂肪除去)」を組み合わせた治療を行うことになりました。
上まぶたのたるみと額のしわを自然に改善し、目の下は眼窩脂肪の内側と中央を適度に除去することでたるみとクマをしっかり改善。施術後は眉の位置が自然な高さに戻ることで額のしわが軽減し、上下まぶたのたるみが取れて目元全体がすっきりとした若々しい印象に変化しました。
ボトックスも併用したことで額の刻まれたしわも薄くなり、目の下のふくらみも改善。傷跡は1ヶ月程度で赤みが残りますが、メイクでカバー可能です。
▶実際の症例詳細はこちらでご確認いただけます。
Case2.目元のたるみが気になる
加齢による上まぶたのたるみで、もともとの二重ラインが見えにくくなる症状にお悩みの方のケースです。二重幅が狭くなり、奥二重のように見えることが気になっていました。
<おすすめの施術>
- 眉下切開:まぶたのたるみを改善し、二重ラインをはっきり見せる
- 下眼瞼切開:下まぶたのたるみや余分な皮膚を切除
カウンセリングの結果、眉下切開で上まぶたのたるみを、下眼瞼切開で下まぶたのたるみを同時に取り除くことになりました。男性はお化粧の習慣がないため、特に傷跡の治りやすさが重視されます。下まぶたの傷跡は比較的早く目立たなくなりやすいですが、眉下の傷跡は人によってはやや時間がかかる場合もあります。
術後は、上まぶたの二重ラインがはっきりし、下まぶたのたるみも軽減。術後1ヶ月の時点では、下まぶたの傷跡はほとんど目立たず、眉下の傷跡も徐々に目立たなくなってきています。
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Case3.目元全体のたるみが気になる
まぶたのたるみが気になってご相談に来られたモニターさまの症例です。まぶたのたるみの影響で二重のラインが隠れ、一重のように見える状態でした。また、目と眉の距離が長く、目尻側も垂れ下がっていました。
<おすすめの施術>
- 眉下切開:上まぶたのたるみを取り除く
- 下眼瞼切開(たるみ取り+脱脂):下まぶたのたるみや眼窩脂肪の膨らみを除去
カウンセリングでは埋没法も選択肢にありましたが、シミュレーションの結果自然な二重にならず、ご本人も広めの二重幅を希望されなかったため、眉下切開を選択。
また、下まぶたについてもたるみと脂肪の膨らみがあったため、下眼瞼切開(皮膚・脂肪切除)を同時に行いました。
術後1ヶ月では、二重のラインがしっかりし、垂れていた目尻も改善。目の下もすっきりし、全体的に若々しい印象に変わりました。
▶実際の症例詳細はこちらでご確認いただけます。
Case4.上まぶたのたるみが気になる
上まぶたの中央から目尻側のたるみが強く、二重のラインがたるみにより見えなくなっている状態です。このまま放置すると上まぶたが視野を遮る恐れも懸念し、施術を考えます。
<おすすめの施術>
眉下切開:二重ラインを傷つけず自然にたるみを取る方法
二重のラインが保たれている方は、ラインを傷つけず自然にたるみを取る「眉下切開」が適していると判断しました。術後1ヶ月の時点で腫れはほぼ落ち着き、目尻までしっかりと二重のラインが回復。
傷跡には赤みと硬さが見られましたが、通常3ヶ月ほどで落ち着きます。自然な印象を保ったまま、たるみをしっかり改善でき、二重のラインが目尻側まで明瞭に見えるようになりました。
▶実際の症例詳細はこちらでご確認いただけます。
Case5.額のしわが気になる
目を開けるときに眉を引き上げる癖がついており、額に常に深いしわが目立つ症状です。また眉とまつ毛の距離が長く、見た目にも影響していました。
<おすすめの施術>
- 眉下切開:目元の印象を大きく変えずに額のしわを軽減
- 眼瞼下垂手術:目の開きを改善(目元の印象は変わる)
- 眉下切開+眼瞼下垂:両方の効果を狙う方法
患者様は「額のしわ改善」「繰り返し施術不要」「ダウンタイム少なめ」を重視されていたため、眉下切開を推奨し選択されました。施術後は眉が自然に下がり、額のしわが改善。眉と目の間の距離が短くなり顔全体が若々しい印象に変化し、目を開けても額に深いしわができなくなりました。
▶実際の症例詳細はこちらでご確認いただけます。
眉下切開の施術の流れ
当院で実施する眉下切開の施術の流れをご紹介します。
カウンセリング
カウンセリングでは上まぶたのたるみの状態を詳しく確認し、眉下切開や上眼瞼切開など最適な方法を提案します。
患者様の「印象を変えずにたるみだけを改善したい」などの希望を丁寧に聞き取り、各手術のメリット・デメリットを説明。一重の方や奥二重の方、厚ぼったいまぶたの方に合わせた適切なアドバイスを行い、疑問や不安にも丁寧に対応します。
洗顔
手術前にアイメイクや皮脂を丁寧に洗い流します。
院内に用意されたクレンジングや洗顔料を使用でき、コンタクトレンズは必ず外していただきます。清潔な状態で施術を行うことで感染リスクを減らし、安全な手術環境を整えます。洗顔後は、術後の比較のために目元の写真撮影を行います。
デザイン
座った状態で眉の高さやまぶたのたるみ具合を確認しながら、切除する皮膚の範囲をマーキングします。
仕上がりに直結する重要な工程で、左右のバランスを見ながらミリ単位で調整。たるみ方には個人差があるため、一人ひとりに合わせたデザインで、自然で若々しい目元を目指します。
局所麻酔
デザインが決まったら、切除部位に局所麻酔を注入します。
しっかりと麻酔が効いてから手術を開始するため、痛みはほとんど感じません。痛みに弱い方には静脈麻酔を併用することも可能です。患者様の快適さと安心を最優先に、細心の注意を払って麻酔を行います。
皮膚の切開
デザインに沿って眉の下を丁寧に切開し、余分な皮膚を取り除きます。
皮膚の厚みやたるみに応じて内部処置も実施。出血をしっかり止めてから、傷がきれいに治るように丁寧に縫合します。自然な印象と美しい仕上がりを目指した、繊細な手術です。
リカバリー
手術後は専用ルームでゆっくり休息していただきます。
頭の位置を高くしてアイシングを行い、術後の腫れや内出血を軽減します。眉下切開は上眼瞼切開に比べて腫れが少ないのが特徴です。術後1週間で抜糸を行いますが、傷の赤みや硬さが完全に落ち着くまでには3〜6ヶ月程かかります。
上まぶたのたるみ改善は無料カウンセリングで見つける
多くの方が悩む「上まぶたのたるみ」について、眉下切開を中心とした改善方法を5つの症例とともにご紹介しました。
目が開けづらい、自然に若返りたい、二重ラインを取り戻したいといった具体的なお悩みに対し、どのような施術が適しているかイメージを掴んでいただけたでしょうか。大切なのは、ご自身のたるみの状態や理想の仕上がりを医師としっかり共有し、最適な方法を選ぶことです。
浦和第一美容クリニックでは、無料カウンセリングにてじっくりお話を伺い、あなたに合った治療プランをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
【この記事の監修者情報】 現役美容ナース ・看護師歴 25年 略歴 資格 コメント |